学習会「こどものいのちをまもるということ-世田谷児相開設から、現在の状況を知る」
世田谷こどもいのちのネットワーク 星野弥生
話す人 保坂展人さん(世田谷区長) 土橋俊彦さん(世田谷区児童相談所長)
東京都の特別区として初めての児童相談所が、世田谷区と江戸川区に設置され、4月1日から事業を開始しました。子どもの虐待をめぐる悲劇があとを絶たない昨今児童相談所と自治体、学校などの情報共有がうまく行われずに、子供のいのちを救うことができないということが起こっています。いじめにより子どもが命を落とす事件が相次いだ中、1996年に私たちが「世田谷こどもいのちのネットワーク」を立ち上げたのは、「いじめをとめる」ために、行政、学校、家庭などの立場を超えて、子どもを真ん中に地域の大人たちがつながりあおうと考えたからでした。子どもへの虐待をなくしていくために、子どもの暮らす地域で児相と地域の諸機関が連携を取っていく、というのはとても必要なことと思えます。
開設の時期が、はからずもコロナ禍と重なり、学校が一斉休校となり、親も在宅で仕事をするケースが増え、親子が狭い空間に一日中一緒にいる、という状況が、虐待へとつながることも多くなるでしょう。…中略…
4月にオープンした「うめとぴあ」の広い研修室での会なので、十分にディスタンスを取って座っていただけます。…中略…保坂区長から、世田谷児相設置に至るまでの経過と思いを語っていただき、土橋所長に、開設から今までの相談のケース、子どもたちの様子などを話していただけたらと思っています。
とき 2020年11月14日(土)午後1:30〜4:30
ところ 世田谷区立保険医療福祉総合プラザ(小田急線梅ヶ丘駅北口徒歩5分)
参加費 500円(ネットワーク会員は無料)
主催 世田谷こどもいのちのネットワーク
連絡先 星野弥生(℡03-3427-8447 eメール:marzoh@gmail.com)