2つの放射線被曝関連の講演会のレジメです。いずれも必見の貴重な資料です。
1.「被曝の影響はここまで?!」(松崎道幸旭川北医院院長)
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上記の講演会開催の案内は下記でした。
● http://www.christiantoday.co.jp/articles/14986/20150107/cnfe-lecture.htm
http://starsdialog.blog.jp/archives/19737613.html
講師: 松崎道幸医師 (旭川北医院院長)
私たちは子どもたちの未来に責任があります
原発事故から丸 4 年を過ぎようとしています。国の施策は体内被曝を抜きに外部被曝のみを考慮し,被曝線量を小さく見せかけ,住民の健康よりふるさと帰還・まちの復興優先です。人の健康に留意したチェルノブイリ避難基準は,日本の避難指示より格段に厳しく強制性があるのに,30 年近く経た現在も人々に健康影響が生じています。
すでに福島県内の子どもの甲状腺がん発生者はただ事ではない人数となっています。低線量被曝のリスクのなかで私たちは生活をすることを余儀なくされており,呼吸・飲食を通して放射能が身体に蓄積します。東京も安心できない地域です。私たちは子どもたちの未来に責任があります。このことに長年かかわっておられる医師のお話を聞いてみませんか。被曝はここまで来ている!
松崎道幸医師
1975 年 3 月,北海道大学医学部卒業。以後,国立札幌病院血液内科,市立旭川病院循環器内科,江別市立総合病院内科,札幌市南保健所,深川市立総合病院を経て 2014 年 7 月より旭川北医院院長。
2,【報告】ガラスバッジは福島のような全方向照射では3-4割低めに検出する-(株)千代田テクノルが伊達市議員研修会で公式に説明- 福島老朽原発を考える会 (フクロウの会)
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2015/01/post-156b.html
【拡散歓迎】
1月15日に伊達市議会議員政策討論会(放射能対策研修会)が開かれフクロウの会の青木一政と(株)千代田テクノル執行役員線量計測事業本部副本部長佐藤典仁氏が講師としてそれぞれ講演を行いました。同政策討論会は同市議会基本条例にもとづく公式な会議で市会議員全員が出席する会議です。
この場で、千代田テクノル佐藤氏がガラスバッジは放射線管理区域で使うもので前方からの照射を前提としているため、福島のような全方向照射では身体による遮蔽効果により約30-40%低くでるとの説明を行いました。福島県内の各自治体ではガラスバッジによる住民の被ばく量測定を行っていますがこれはガラスバッジの本来の使い方から逸脱したもので、これで住民の被ばく量管理を行うことは問題であることが明らかになりました。ましてガラスバッジによる測定結果で住民の被ばく量は予測計算より少ないとして除染基準を緩和するような動きは極めて大きな問題です。
私達はあらためて政府の「個人の被ばく線量重視」「個人線量計による被ばくの自己管理」の動きに対して抗議するとともに、「場の線量」と「個の線量」の二段構えでの住民の被ばく防止の考え方を堅持することを要求します。
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1/22の私のメールでご紹介申し上げておりますが、目立ちませんでしたので、再度お送りします。サイトの中ほどに出てくる青木一政さんの講演会レジメは必見です。ぜひご覧になってみてください。