2・4『「創共協定」とは何だったのか』(村岡到著)出版記念集会の案内――社会主義と宗教との関係――

著者: 松田健二 まつだけんじ : ちきゅう座会員
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日時:2月4日(日)午後1時~

会場:文京区民センター(地下鉄・後楽園駅)

報告:北島義信(真宗高田派正泉寺前住職)

司会:佐藤和之(高校教員)

資料代:700円

主催:ロゴスの会 協賛:社会評論社

 

長い間、社会主義と宗教とは切り離されて理解されてきた。しかし、歴史をたどると実は深い関係があった。近年、下斗米伸夫氏の研究によってロシア革命においては「古義式派」というキリスト教の異端派が大きな位置と役割を担っていたことが明らかにされた。日本でも明治時代にはキリスト者が初期の社会主義運動と深く関わっていた。

北島義信氏は、浄土真宗高田派の僧侶であり、南アフリカの反アパルトヘイト闘いでも、宗教者と社会主義者が協力したことを明らかにし、近年は韓国の宗教者との交流を深めている。

「人間性社会主義」を長く唱えていた創価学会と日本共産党の歴史的関係を検証する村岡到著『「創共協定」とは何だったのか』(社会評論社刊)をめぐる討論集会。