2019年は、キューバにとって画期的な年になります。その理由は、まず、革命から60年という記念すべき年にあたるからです。第2の理由は新しい憲法が公布される年だからです。
国会で発議された新憲法草案は国民的な討議に付され、今年2月24日の国民投票で圧倒的多数の賛成で承認されました。これに伴い、新憲法は4月19日に公布されます。キューバで憲法が制定されたのは1976年ですが、今度の新憲法はそれを全面的に改正したものです。したがって、キューバは文字通り「新時代」を迎えることになります。
これに先立ち、昨年2月には革命を知らない世代のミゲル・ディアスカネル氏が国家評議会議長(元首)に就任しています。加えて、2015年に米国と54年ぶりに国交を回復したこともあってキューバは急速に大きく変貌しつつあります。
フォーラムでは、駐日キューバ大使館のクラウディオ・モンソンさんに新憲法について解説していただき、さらに、この1年間キューバに滞在した早稲田大学の岩村健二郎さんにこの国の最新事情を語っていただきます。
■日 時 : 3月23日(土)13:30~16:30 開場13:00
■会 場 : 日本記者クラブ大会議室(TEL 03-3503-2721)
東京都千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンター9階
東京メトロ千代田線・日比谷線「霞ヶ関駅」C出口、丸ノ内線「霞ヶ関駅」B2出口、
都営三田線「内幸町駅」A7出口、JR「新橋駅」日比谷口(SL広場側出口)
■講 演1 「キューバ憲法改正のプロセス」
駐日キューバ大使館二等書記官 クラウディオ・モンソンさん
■講 演2 「キューバに住んで日本の銀行口座が凍結された話」
早稲田大学法学学術院准教授 岩村健二郎さん
■参加費 : 1000円(会員500円) 事前申し込みは必要ありません
■主 催 : キューバ友好円卓会議
TEL・FAX 03-3415-9292 e-mail:cuba.entaku.0803@gmail.com
(岩)
初出:「リベラル21」より許可を得て転載http://lib21.blog96.fc2.com/