2022年「思想史講座」と4月講座のご案内 『神かみと霊魂たま』ー宣長と篤胤の国学思想

 私は「神の成立」と「霊魂の行方」という主題にしたがって、宣長・篤胤の国学を自分なりに再構成し、一般読者に向けて解説する作業をいたしました。それは次のような5章からなるものです。

第1章 1「神」とは何か 神はカミなりー本居宣長の「神」の注釈

    2「神」とは何か 神はカビなりー平田篤胤の「神」の解釈

第2章 「神の道」の成立ー『直毘霊』道ということの論あげつらい

第3章 「あの世」と死後霊魂の行方

第4章 「幽世」と幽冥の神ー篤胤『古史伝』第二十三巻より

第5章 天主教的な神と教えの受容ー平田篤胤『本教外篇』より

 4月は 第2章「神の道」の成立ー『直毘霊ー道ということの論あげつらい』についてお話いたします。

 *会費は実費(会場費・テキスト代)を頂戴します。
*この会には何の入会規定もありません。当日出席した人が会員です。ご自由にご参加下さい。

■「思想史講座」2022年4月のご案内

■大阪教室:懐徳堂研究会

 4月16日(土)・13時00分〜15時00分
「神と霊魂」ー宣長と篤胤の国学思想

  第2章 「神の道」の成立
ー『古事記伝』の序文『直毘霊ー道ということの論い』をめぐって

*資料は当日配布します

 *会場:梅田・アプローズタワー 13階会議室5・6号室 「梅田」茶屋町口下車3分

■東京教室:昭和思想史研究会(会場は早稲田奉仕園です。)

 4月23日(土)・13時00分〜15時30分

  「神と霊魂」ー宣長と篤胤の国学思想

   第2章 「神の道」の成立
ー『古事記伝』の序文『直毘霊ー道ということの論い』をめぐって

*資料は当日配布します

 *会場:早稲田奉仕園・ギャラリー  バス「西早稲田」「馬場下」下車、穴八幡宮の裏

初出:「子安宣邦のブログ・思想史の仕事場からのメッセージ」2022.4.4より許可を得て転載

http://blog.livedoor.jp/nobukuni_koyasu/archives/88020502.html