5・11ルネサンス研究所シンポジュウム -アラブ・中東世界の行方とパレスチナ-

「どうなる?どうする?-21世紀の世界・日本そして資本主義のこれから」第1回

日 時:5月11日(月)18:30~21:00(18:15開場)
場 所:専修大学神田キャンパス2号館207号教室
テーマ:アラブ・中東世界の行方とパレスチナ
講 師:藤田 進(東京外語大学名誉教授)
    主要著作に「米国の『中東和平体制』に対抗するアラブ民衆運動」、
    (『21世紀の課題―グローバリゼーションと周辺化』有志社、所収)
    共著に『甦るパレスチナ―語り始めた難民たちの証言』(東京大学出版会)などがある。
参加費:500円 問合せ先 090-4592-2845(松田)
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 2015年度のルネサンス研究所は、「どうなる? どうする?―21世紀の世界・日本そして資本主義のこれから」を年間テーマにすえて、毎回ゲスト講師をお招きして9回のシンポジュウムを開催する。その第1回目として、アラブ民衆運動史研究者の藤田進さんのお話をうかがう。
 2015年は、イスラム過激派によるパリ『シャルリ・エブト』編集部襲撃事件と「イスラム国(IS)」による日本人殺害事件の年として私たちの記憶に長く残ることになるだろう。いったい何が進行しているのか。私たちが直面している世界はどこに向かうのか。米国の中東政策が破綻していることは間違いない。しかし、なぜイスラム原理主義が台頭するのか。
 帝国主義列強が勝手に引いた国境線を解体する運動が下から盛り上がるのは当然だ。しかし、ISにはイスラエルも武器提供をしていると言われている。それではパレスチナ問題はどうなるのか。
 中東情勢はあまりにも混沌しとしていて、にわかに見通しが立ちにくい。そんな時こそ再度原点に戻ってアラブ・中東世界の歴史を学び直そう。パレスチナの民に思いをはせよう。

第2回 シンポジュウム 6月8日(月)18:30~21:00
    講師:宮平あい 「『沖縄』をめぐるまなざし――知念うしと石川真生
       のまなざし」(仮題)

第3回 シンポジュウム 7月13日(月)18:30~21:00
    講師:的場昭弘 「グローバル資本主義の現状とゆくえ」(仮題)
    コメンテータ 伊藤 誠      会場はいずれも専修大学