<アジア記者クラブ1月定例会>

朝日赤報隊のwam「爆破予告」と日本社会

歴史認識の否定が深めるアジアでの孤立

 

■日時:2017年1月26日(木)18時30分~20時50分

■受付時間:18時15分~

■会場:明治大学研究棟・第1会議室/★要予約(定員50名)

(東京都千代田区神田駿河台1-1/JR「御茶ノ水」西口下車/地下鉄千代田線「新

御茶ノ水」/都営三田線・半蔵門線「神保町」下車)

■主催:アジア記者クラブ(APC)

■資料代:1500円/明治大学生・教職員無料(要予約)

■ゲスト:池田恵理子さん(アクティブ・ミュージアム

「女たちの戦争と平和資料館(wam)館長・元NHKディレクター)

 

「女たちの戦争と平和資料館」(略称wam)に「朝日赤報隊」を名乗る者から戦争展

示物の撤去を要求する「爆破予告」葉書が届いてから3カ月が経過しようとしています

。1987年に赤報隊を名乗る何者かによって、朝日新聞阪神支局で小尻知博記者が殺害さ

れてから30年になります。wamへの嫌がらせや中傷は2005年の開館時から続いています

が、今回は、ユネスコの世界記憶遺産に「日本軍『慰安婦』の声」を被害国とともにwa

mが日本の支援団体をとりまとめて登録申請して以降、wamへの産経新聞やネット上での

誹謗中傷キャンペーンが波状的に続く中で起こった事件でした。

1月定例会は、wam館長の池田恵理子さんをゲストにお招きします。

今回の事件でも既存メディアの動きが鈍いのは事実。「慰安婦」「南京大虐殺」「天皇

の戦争責任」を取り上げると、会社や自宅に押し寄せる右翼の抗議行動やヘイトスピー

チは間違いなくメディアを委縮させています。そしてこの20年間、「普通に戦争ができ

る国に」「憲法改正の実現」を目論んできた政治家たちのメディア操作や圧力がその背

景にある、と言っても過言ではありません。社会がwamを孤立させるのではなく、こう

した暴力にどのように抗するのか、この事件を取り巻く社会状況を点検したいと考えて

います。

 

 

★予約⇒お名前、所属、会員の有無、Eメール、電話番号を記載の上、配布資料の準備

の関係上、必ず2日前までにEメール(apc@cup.com 宛)でお申込み下さい。返信メー

ルでの承認がなかれば参加できませんので注意願います。