<新垣毅さん講演会> 沖縄と本土の溝は埋まらないのか 日本人と既存メディアが直視すべきこと

「米軍基地問題の不条理に対し、沖縄社会は尊厳を懸けて抗う強さを増している。し

かし、私たちは、成人式を終え、希望に満ちていた20歳の女性の命を守れなかった」

来日するオバマ大統領に沖縄に来て謝罪すべきだと説いた琉球新報の松元剛・編集局

報道本部長による特別評論の一節だ。この「私たち」に本土の日本人は含まれるのだろ

うか。日米首脳会談で、日米地位協定への言及がなかったと報じた本土メディアが、地

位協定の改定や廃止、日米同盟の是非を根本から問いかけたことがあったであろうか。

沖縄の米軍基地問題や辺野古の新基地建設を座視している結果責任からメディアは無関

係でいられるのか。

6月定例会は、明治大学島嶼文化研究所と共催で、4月に着任されたばかりの琉球新報

東京支社の新垣毅さんをお招きして開催します。新垣さんが『沖縄の自己決定権』を上

梓してから1年が経過しました。6月の沖縄県議選でも翁長知事の県政与党が大勝したこ

とで、米軍基地問題の不条理に対する沖縄県民の意思は一層強固になったといえるでし

ょう。この本土との落差、溝を少しでも埋めるには何をなすべきなのか。新垣さんの報

告を受けて、討議したいと考えています。

 

■日時:2016年6月29日(水)18時45分~20時45分

■受付時間:18時15分~

■会場:明治大学・研究棟2階・第9会議室/★要予約(定員50名)

(東京都千代田区神田駿河台2-1/JR・地下鉄千代田線「御茶ノ水」下車/地下鉄

半蔵門線・都営三田線「神保町」下車)

■主催:明治大学島嶼文化研究所

■共催:アジア記者クラブ(APC)

■資料代:1500円/明治大学生・教職員無料(要予約)

■ゲスト:新垣毅さん(琉球新報・東京支社編集部長)

★予約⇒お名前、所属、会員の有無、Eメール、電話番号を記載の上、配布資料の準備

の関係上、必ず2日前までにEメール(apc@cup.com 宛)でお申込み下さい。返信メー

ルでの承認がなかれば参加できませんので注意願います。