■「韓国哨戒艦沈没事件の背景から見えてくる朝鮮半島危機の構図」
キム・ミョンチョル(米韓合同軍事演習中の米軍による誤射説)、ギリシア経済危機など収録したAPC通信6月号発行(6月2日)
■土井敏邦作品『届かぬ声』4部作・全作上映会(6月4日・5日)
http://doi-toshikuni.net/j/info/20100605.html
■上映自粛が広がる映画『ザ・コーヴ』上映とシンポジウム(6月9日)
http://www.tsukuru.co.jp/thecove.html
詳細は創出版ホームページを参照願います。
■海兵隊抑止力とは何か~普天間の行方~(6月12日)
屋良朝博さん(沖縄タイムス社論説委員)
■SLAPP(恫喝訴訟)問題は他人事か?
烏賀陽弘道さん、全米取材帰国報告会(6月22日)
オリコンによる恫喝訴訟(SLAPP)によって勝訴は手にしたものの、財政的にも精神的にも疲弊しきったジャーナリストの烏賀陽さんが、恫喝訴訟対策の先進地、米国を取材した報告会を開催します。優れた制度と課題を明らかにする一方で、反SLAPP法の制定が急がれる日本の現状についても討議します。
●日程
2010年6月22日(土)18:45~21:00
烏賀陽弘道さん、全米取材帰国報告会
雑誌の取材にひとことコメントを述べただけで、しかも編集部が構成した記述に、雑誌社ではなく、取材に応じて短いコメントを述べただけの個人を狙って5000万円の名誉毀損裁判が起こされたとしたら、あなたはどうしますか。勝訴したとしても数百万円の訴訟費用負担を強いられ、裁判に使う時間まで考えると個人では到底対応できないのが普通です。言論封殺の常套手段になりかねない法律を悪用した事例が日本でも増えつつあります。
勝訴したものの、こうした恫喝訴訟(SLAPP)を経験して精神的にも財政的に大きな被害を被ったジャーナリストの烏賀陽弘道さんが、不当な恫喝訴訟に対しては反SLAPP法によって提訴相手を逆に訴えるなどの法整備が進んでいる米国内のSLAPP事情を今春1ヶ月にわたってつぶさに取材してこられました。
今回の全米取材を受けて、反SLAPP法の制定を訴える烏賀陽さんをお招きし、最新の米SLAPP事情についての取材報告会を下記の日時に開催します。米国では取材現場でどのように対応しているのか、ネットでの情報発信から出版まで、SLAPP先進国で起きている訴訟被害とSLAPP対策法の運用について説明していただきます。
■報告 烏賀陽弘道さん(ジャーナリスト)
■日時 6月22日(火)18時45分~21時
■会場 文京シビックセンター(東京都文京区春日1-16-21)
■交通 地下鉄「後楽園」・都営線「春日」下車
■費用 資料代500円
■主催 アジア記者クラブ(APC)
Tel&Fax:03-6423-2452
E-mail:apc@cup.com