10・14学習会「学校における権利の衝突」

第16回平和学習会のお知らせ(10月14日)

 

第16回平和学習会を下記の要領にて開催します。

ご都合のつく方は奮ってご参加下さい。

 

【テーマ】:学校における権利の衝突

【報告者】:山岡聴子さん(『平和に向けて活用したい道徳』の著者)

【報告の主旨】:修身の授業を柱として軍国教育が行われ、国家が“一丸”となって戦争を遂行した歴史への反作用から、道徳教育を行うことは軍国化につながると警戒し、極端な場合、道徳教育を行いさえしなければ人々は平和主義的に成長するであろうとの楽観がある。同様に、政治的無関心が問題視される昨今、その無関心を関心に振り向けさえすれば、その多くが平和的方向へ向かうであろうとする見方がある。私はこれらの観測に懐疑的である。

死が義務であったと言っても過言ではない時代と引き比べ、生きる権利そのものを改めて俎上にのせる必要性が差し迫った事態とは言い難い現代の社会において、個々人がどのように生き得るか、どのように自己実現をし、そこで幸福を感じ得るかという問題が意味を増している。そのような状況の中で、学校における生徒、教員、保護者というそれぞれ立場の異なる人間が、各々の主張のはざまで自己を実現する難しさをいくつかの問題を取り上げて考え、また、そこに常々流れる軍国的要素をあぶり出し、学校教育の平和へ果たす役割について考えてみたい。

【日時】:2018年10月14日(日)13:30~16:30

【場所】:東京ボランティア・市民活動センター(TVAC) A会議室

(JR飯田橋駅隣、セントラルプラザ10階)

アクセス:https://www.tvac.or.jp/tvac/access.html

【資料代】:300円

 

【主催・連絡先】:平和創造研究会(宇井宙)

E-mail: peacecreationforum@gmail.com

HP: http://r.goope.jp/peacecreation

 

*予約は必要ありませんので、直接会場にお越しください。