10月29日「くらしの足元からTPPを考えるシンポジウム」

TPPの国会審議が始まります。「TPPに反対する人々んポ運動」では10月29日(土)に、

地域の生活者をゲストに迎え、改めて自分たちのくらし、地域に引き寄せてTPPを考え

るシンポを開きます。よろしくお願いします。

 

くらしの足元からTPPを考えるシンポジウ

TPP批准をめざして強引な国会運営を続ける安倍政権。TPPは具体的に私たち

のくらしに何を持ちこむのか。そのことにくらしと地域の現場からどう対抗して

いくのか。農・食・くらし・地域に焦点を当て、生活者として語りあい、共有す

るシンポジウムを開催します。ご参加をお待ちします。

【基調報告】もう一つの社会づくりをめざす山形・置賜自給圏構想  山形 菅野芳秀さん

報告Ⅰ 高齢化と過疎化が進む豪雪のむらから  新潟 野呂敏子さん

報告Ⅱ 地域で貧困の現実と向き合って     東京 荒川茂子さん

質疑・討論

(司会)佐々木博子パルシステム生協連合会運動委員会委員長

森良   TPPに反対する人々の運動世話人

 

◆日時  2016年10月29日(土)午後1時半~3時半

◆会場  パルシステム 2F 第1会議室

東京都新宿区大久保2丁目2−6 ラクアス東新宿

JR山手線「新大久保」徒歩10分/地下鉄「東新宿」徒歩5分

◆主催  TPPに反対する人々の運動

◆協賛  パルシステム生活協同組合連合会/特定非営利活動法人日本消費者連盟

 

≪プロフィール≫

菅野芳秀 百姓。「TPPに反対する人々の運動」共同代表。置賜自給圏構想の提唱者。

貧困と格差が拡大し、地域も自然も人も引き裂かれ、崩壊する。大きさと強さを競う

新自由主義が行き詰まり、世界に不満と不安が渦巻いている。その先に私たちはどん

な社会を構想するのか。

 

野呂敏子 上越市の山間の集落に住む。みんな一人暮らしの高齢者かその予備軍。集落

が維持できなくなる日が近づいている。集落がなくなれば農業もなくなる。農地を守っ

てそこそこ農業をやって、秋には集まって一杯飲んで…。そんなくらしが続くこと、

それがみんなの願いだ。

 

荒川茂子 隅田川の河川敷が野宿者のブルーテントで埋まった2002年。山谷の日雇い

労働者が中心なって仕事おこしをめざす「あうん」が立ち上がった。その立ち上げか

ら参加して15年。貧困が社会の隅々に浸透し見えづらくなったなかで、反貧困の砦づ

くりを続ける。