連続学習会・象徴天皇制を考える No.6
●10月22日(日) 14時~16時
●つくば市立吾妻交流センター 小会議室 (茨城県つくば市吾妻1-10-1、つくばセンタービル4F・つくばエクスプレス線つくば駅A3出口より徒歩3分)
●参加費 300円
◆テクスト:横田 耕一(憲法学)『憲法と天皇制』 岩波新書 1990年(新刊入手可能)
※未読OK。報告者が解説します。
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首相の言動が本来は憲法に規定されているように、天皇もまた憲法によって規定されています。
昨年の退位示唆発言以降、天皇制に関する議論は天皇の意向に添う方向で活発化してきましたが「この間の天皇問題をめぐる議論において、しばしば現実の天皇制度を無視したり、軽視する議論が行われている。もとより天皇問題は政治的(憲法)制度としての天皇制度に収まるものではないが、現実に存在する天皇や天皇制度がなによりも憲法制度として存在するものである以上、その問題を抜きに現在の天皇問題を論じることはできない」(上記テクストから引用) はずです。
今回は、一年前の退位示唆発言を憲法違反と指摘した数少ない憲法学者の一人である横田耕一の『憲法と天皇制』を読みます。前回の天皇代替わり時に出版されたこの本は、昨年11月に<「昭和の終焉」から学ぶ 天皇制の「いま」>と帯をつけて復刊されました。
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