みなさま
以下の日程でウクライナの報告会を行います。
今回は主に学校や教育からの視点に焦点をあて報告します。
東京学芸大学准教授の大森直樹さん(主編著『東日本大震災と教育界』(明石書店)『福島から問う教育と命』(岩波書店))にお越し頂き、コメントをいただきます。
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◆12/11ウクライナ取材報告◆
低線量汚染地域における健康管理と保養
~学校での取組み~
http://www.foejapan.org/energy/evt/131211.html
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年間20ミリシーベルトを避難基準としている日本。
来年4月には、これまで避難指定されていた地域も解除され、
帰還を促す政策がとられています。
しかし、原子力規制委員会がまとめた報告には、
除染以外の被ばく防護策はほとんど記されず、個人線量計の配布や
相談員が配置されるだけです。
こうした状況の下、非営利のインターネット放送局OurPlanetTVは、
チェルノブイリ原発事故の事例を学ぶためウクライナに飛び、
低線量汚染地域(年間0.5ミリ~5ミリ)において、
どのような被ばく防護策が取られているのか、また子どもたちは
どんな暮らしをしているのかを取材しました。
汚染地域での子どもの健康を守るため、教育科学省や教育委員会、
学校がどのような役割を果たしているのでしょうか。
特に健康診断や保養システムに焦点を当てて報告します。
◆日時:12月11日16:30~18:30
(※16時10分頃より参議院議員会館ロビーにて通行証を配付します。)
◆場所:参議院議員会館B109
◆定員:78名
◆要申込:定員に限りがありますので、事前に下記のフォームよりお申し込みく
ださい。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/c8129696276586
◆資料代:1000円
◆報告:白石草(OurPlanetTV)
コメント:大森直樹さん(東京学芸大学准教授、
『東日本大震災と教育界』『福島から問う教育と命』等を執筆)
◆報告概要
・汚染地域における学校支援策(授業時間の短縮/体育のグループ分け/テスト
の免除)
・健康被害の状況と事例(低線量汚染地域コロステンの学校/一般家庭取材から)
・公的な保養の仕組み(夏休み/学期中/教育委員会内の保養委員会)
・健康診断とチェルノブイリ障害者認定システム(学校/地域/州/国の役割)
・ウクライナにおけるチェルノブイリ法の現状と日本の政策
【コメント】
【質疑応答】
◆主催:OurPlanetTV、国際環境NGO FoE Japan
◆問い合わせ:FoE Japan
Tel:03-6907-7217(平日10:00~19:00)
Fax: 03-6907-7219 URL: http://www.foejapan.org/
E-mail: finance@foejapan.org(担当:渡辺、満田、矢野)