- 日時 2021年2月6日(土)午後1時30分~4時30分
- 参加申し込み方法 どなたも参加できます。参加費500円[あと払い]
(1)参加を希望される方は、yazawa@msg.biglobe.ne.jp宛に、「氏名、メールアドレス」を送信してください。
(2)当日の午前、(こちらに送られてきた)あなたのメールアドレス宛に、招待メールをお送りします。
(3)招待メールに載っているURL(青の文字列)をクリックして、指示に従ってゆっくり進んでください。[事前にZOOMをインストールする必要は、ありません]
- 講師 小澤健二
(1)略歴:東京大学経済学部卒、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了、農水省、農業総合研究所海外部長、新潟大学経済学部教授、現在、公益財団法人「日本農業研究所」客員研究員
(2)専攻分野:北米を中心とする農業経済研究
(3)著作:『アメリカ農業の形成と農民運動』、『カナダの農業と農業政策』、『コメの国際市場』、共著、『現代世界経済-馬場経済学の射程』など。
- テーマ 農業問題の歴史的位置づけ-アメリカ農業を中心に-
【テ-マの趣旨】宇野経済学では、農業問題は世界経済論の一つの焦点とされた。しかし、アメリカを中心に、1960年代以降、農業の技術革新の進展にともなう農業の生産性の急速な上昇のなかで、先進諸国を中心に経済全体に占める農業の比重は大幅に低下している。
これとともに、農業問題の様相、位置づけも大きく変容するようになった。
アメリカ農業の歴史的発展の特質、および他の主要資本主義諸国と比較したその独自性をふまえて、変容を生み出す諸条件に重点を置いて、アメリカ農業の現状を分析し、経済全体に占める、その位置づけを検討する。
なお、アメリカ農業の変容を生み出す主要条件の一つは、アグリビジネス(農業関連産業)と農業との関係である。これについては、その全体的な構図を簡単に俯瞰する。
- 参考文献:ネットで検索できるものとしては、日本農業研究所のホ-ムペ-ジにある紀要『農業研究』の最近4年間に掲載されている小澤論文(事前に読んでおく必要はありません)。
▼2000年代アメリカ農業政策の特質
http://www.nohken.or.jp/NOGYOKENKUYU/No.33-2020/kobetsuPDF/2020-1_ozawakenji.pdf
http://www.nohken.or.jp/32-01-ozawa.pdf
▼2000年代のアメリカ農業についての一考察
http://www.nohken.or.jp/31-2ozawa007-081.pdf
http://www.nohken.or.jp/30-1ozawa001-074.pdf
——————————————————————-
■3月以降のフォーラムの予定:
- 3月6日(土)オンライン・フォーラム
伊藤誠「日本資本主義の多重危機」(13時30分-16時)
- 4月3日(土)(13時30分-17時 会場開催の予定)
矢吹晋「米中の新関係と習近平政権のゆくえ その2」