●日時 2015年9月26日(土) 14時-17時
●講師 丸川知雄(東京大学社会科学研究所教授)
●テーマ 中国の経済成長と世界へのインパクト
丸川知雄 経歴: 1964年 東京都生まれ 1983年 北海道立札幌南高校卒業 1987年 東京大学経済学部卒業 1987年 アジア経済研究所入所 2001年4月~2007年3月 東京大学社会科学研究所助教授 2007年4月~ 東京大学社会科学研究所教授 主な著書: ・現代中国経済 有斐閣 2013年07月 ・チャイニーズ・ドリーム 大衆資本主義が世界を変える 筑摩新書 2013年5月 ・「中国なし」で生活できるか 貿易から読み解く日中関係の真実 PHP研究所 2009年11月 ・現代中国の産業 勃興する中国企業の強さと脆さ 中央公論新社(新書) 2007年5月 ・シリーズ現代中国経済3 労働市場の地殻変動 名古屋大学出版会 2002年11月 ・アジアを見る眼98 市場発生のダイナミクス~移行期の中国経済~ 日本貿易振興会アジア経済研究所刊 1999年4月 ・丸川 知雄, 梶谷 懐(共著)超大国・中国のゆくえ 4経済大国化の軋みとインパクト 東京大学出版会 2015年02月 ・国分良成編『中国は、いま』岩波新書、2011年 丸川知雄「テクノ・ナショナリズムの衝突--レアアースをめぐる日中関係」 ・大橋英夫・丸川知雄(共著)『中国企業のルネサンス』(叢書★中国的問題群6)岩波書店、2009年9月 ・丸屋豊二郎・丸川知雄・大原盛樹(共著)『メイド・イン・シャンハイ』岩波書店 2005年 |
上海の株価暴落が世界の株式市場を動揺させています。2008年のリーマンショックで先進国が軒並み不況に陥るなか、世界経済の牽引車に浮上した中国は、2010年には日本を抜いて世界第2の経済大国となり、今ではその経済の動向を世界中が気にする時代になりました。
この報告では、今後の短期および中期の中国経済の行方を展望します。ニュースなどで報じられる中国の様々な問題だけでなく、経済を成長へと突き動かす原動力についても話します。また、中国経済の成長や動揺のインパクトを日本やアメリカ以上に強く受けているのは実は東南アジア、ラテンアメリカ、アフリカの国々です。報告ではこうした国々にとっての中国とはどのようなものであるのかを解説します。(丸川知雄)
●どなたでも参加できます。資料代 500円
●会場 立正大学品川(大崎)キャンパス
9号館3階931教室
東京都品川区大崎4-2-16 TEL:03-3492-2681
(大学地図) http://www.ris.ac.jp/access/shinagawa/
(キャンパス地図)
http://www.ris.ac.jp/introduction/outline_of_university/introduction/shinagawa_campus.html
●問合せ・連絡先
矢沢 yazawa@msg.biglobe.ne.jp 090-6035-4686