5・18学習会「沖縄にとって憲法とはなんだったのか」

第12回平和学習会のご案内をいたします。

今回は沖縄出身で流通経済大学教授の宮平真弥さんに、「沖縄にとって憲法とはなんだったのか」とのテーマでご報告頂きます。

本土の日本人が憲法や平和主義について語るとき、そこには無意識のうちに抜け落ちている視点があるのではないでしょうか。琉球処分によって近代日本に併合され、サンフランシスコ平和条約によって日本から切り離され、日本復帰後も米軍基地の7割以上を押しつけられて基地被害の絶えない沖縄の視点はまさにそのひとつです。沖縄から見た憲法やそれに基づく平和主義の弱点を鋭く剔抉して頂きます。

 

【テーマ】:沖縄にとって憲法とはなんだったのか

【報告の主旨】:敗戦から1972年までの米軍統治時代、沖縄には日本の憲法もアメリカの憲法も適用されず、米軍の犯罪、事故が頻発しても、被害者が泣き寝入りすることが多かった。「沖縄返還」以降も沖縄から米軍基地はなくなるどころか、「本土」との基地格差は拡大していった。また、自民党がもくろむ憲法改正が実現すると、沖縄の軍事要塞化がさらに推し進められる上、反対する市民の運動への弾圧も苛烈になるだろう。これまでの「憲法と沖縄」を振り返り、今後の「憲法と沖縄」について考えたい。

【報告者】:宮平真弥(流通経済大学教授)

【日時】:2018年5月18日(金)18:30~20:45

【場所】:東京ボランティア・市民活動センター(TVAC) A会議室

(JR飯田橋駅隣、セントラルプラザ10階)

地図 http://www.tvac.or.jp/images/infomap_large.gif

【資料代】:200円

【主催・連絡先】:平和創造研究会(宇井宙)

E-mail: peacecreationforum@gmail.com

HP: http://r.goope.jp/peacecreation

 

*予約は必要ありません。直接会場にお越しください。