5・29講演・討論会 『世界の原発廃棄に向けて』
日時 : 2011年5月29日(日) PM 1時~5時
場所 : 明治大学リバティタワー6階 1063教室
資料代 : 500円
2011年3月11日、巨大地震が東北地方を襲い、巨大津波が多くの人々の命を奪いました。さらに地震・津波は福島原発の冷却用電源をストップさせ、水蒸気爆発を起こし、原子炉を破壊しました。半径20キロの住民は避難を余儀なくされ、放射性物質は大気中に放出され遠くまで飛散し、汚染水は太平洋に大量に流れました。多くの人々が今も被曝しつづけ、事態はコントロール不能で、どうすることも出来ない状態にあります。人々は不測の事態が起こる可能性と「共存」することを強いられています。
政府・東電・御用学者・マスコミは、一体となって「安全神話」を広め続けましたが、心ある人々は、すばやく立ちあがり行動を起こしました。もはや原発と人類は共存できないということが明らかになっています。その意味でも、この事態は、「3・11」という概念が定着したことに象徴されるように世界史的な事件でした。
「3・11」は、今や原発なき未来の社会への具体的な移行をスケジュールにのせています。それをみなさんと共に考えて行きたいと思い、5月29日にこのようなシンポを企画しました。多くのみなさんと共に福島で今起きている危険な事態を知ると共に脱原発の未来を構想し実現するための議論を始めたいと思います。是非、多くの皆さんのご参加を!
<講 演>
宮台真司(社会学者) 「震災後の社会 -市場と国家への依存から共同体自治へ-」
河宮信郎(日本エントロピー学会) 「福島原発崩壊の歴史的背景一日本の原子力政策-」
原田裕史(たんぽぽ舎) 「福島原発の現状と反原発運動の全国的展開」
市田良彦(神戸大学) 「脱原発の国際共同行動をめざして」
共催 : たんぽぽ舎、9条改憲阻止の会、ルネサンス研究所
賛同 : アジア太平洋資料センター(PARC)
賛同人 : 淵上太郎(9条改憲阻止の会)・内田聖子(PARC)・丸山茂樹(参加型システム研究所)・下山 保(元パルシステム理事長)・矢部史郎(アクティビスト)・川音 勉(沖縄文化講座)・成島忠雄(浜岡原発サヨナラ静岡義人同盟)・安部 誠(東京管理職ユニオン)・恵 浩司(変革のアソシエ)・菅 孝行(評論家)・足立正生(映画監督)・鵜飼哲(一橋大学)・高橋順一(早稲田大学)・市田良彦(神戸大学)・小島四郎(リプレーザ編集長)・川上 徹(同時代社)・大下敦史(情況出版)・松田健二(社会評論社)・由井 格(社会運動研究会)
<問い合わせ先>
たんぽぽ舎(Tel.03-3238-9035 mail :nonukes@tanpoposya.net)
9条改憲阻止の会(Tel.03-3356-9932 mail : kyujokaikensoshi@utopia.ocn.ne.jp)
ルネサンス研究所(事務局:松田建二 Tel.090-4592-2845 mail :matsuda@syahyo.com)