明治大学のリバティホールで開かれたこの日の研究集会には、月曜日で、しかも2日の昼夜のデモの翌日だったにもかかわらず約400人の熱心な人たちが集まった。
この日の目的は、反原発闘争の一つの象徴である「経産省前テントひろば」にかけられた「撤去せよ」の弾圧に対して、この「ひろば」を守り抜き、反原発闘争を粘り強く闘い抜こうというアッピールであるとともに、「経産省前テントひろば」応援団を結成しようという呼びかけでもありました。呼びかけは作家の鎌田慧さんを中心に、落合恵子さん、広瀬隆さん、中嶌哲演さん、ミサオ・レッドウルフさんなどでした。みなさん、なかなかの熱弁をふるっておられましたが、やはり最後に登壇された主任弁護士の河合弘之さんと、被告のお二人(正清太一さん、渕上太郎さん)の話に一番感銘を受けました。
この闘いはとにかく粘り強く闘われなければならないこと、そうかといって「戦い一本」の生活では、息切れする可能性があるので、普段の生活の楽しみをも同時に忘れずにやっていくこと、などが強調されていました。また、被告志願者が既に300人を超えていること、「反原発裁判」に関わる弁護士も全国で300人以上に及んでいること、などが紹介されました。
この会場の雰囲気は、以下の三輪祐児さんの動画でご覧ください。