7.26(木) アジア記者クラブ7月定例会 なぜ拉致問題は解決済みなのか 日本政府の対北圧力一辺倒と政治利用の果て

2018年7月26日(木)18時45分~21時

明治大学研究棟4階・第1会議室

ゲスト 金志永さん(朝鮮新報社編集局長)

 「最近まで『対話のための対話は意味がない』などと気炎を吐いていた者が突然、朝日首脳会談の開催を主張し始めたことに、世間の人々はあぜんとしている」。この6月29日付の『労働新聞』の論評に、日朝首脳会談の開催を突如主張し始めた安倍首相は返す言葉を失ったままだ。この論評の通り、安倍首相は長年にわたり北朝鮮への圧力強化を声高に叫び、河野外相は北朝鮮と外交関係を樹立している全ての国に同国との断交を呼びかけていたからだ。
それだけではない。北南首脳会談や朝米首脳会談に拉致問題を議題にするように文在寅大統領とトランプ大統領に頼みこみ、金正恩委員長から「なぜ日本は直接言ってこないのか」と切り返されたばかりだ。この期に及んで、森喜朗元首相に頼むという。なぜ日本政府は隣国との直接交渉を避け、他力本願の外交交渉に終始するのだろうか。
 7月定例会は、朝鮮新報社で長らく平壌支局長を務めた金志永さんをゲストにお招きします。朝鮮民主主義人民共和国の朝日関係と拉致問題に対する立場、国交樹立と植民地統治の賠償、拉致問題解決の筋道について両国が合意した平壌宣言が16年間履行されなかった理由、平壌から「安倍の御用メディア」とまで揶揄された邦字メディアの拉致問題と北朝鮮報道の歪み、敢えて言えば事態を長引かせ悪化させた罪について解説していただきます。

★予約⇒お名前、所属、会員の有無、Eメール、電話番号を記載の上、必ず2日前までにEメールでお申込み下さい。返信メールでの予約の承認がないと参加できませんので注意願います。

■会 場 明治大学研究棟4階・第1会議室(東京都千代田区神田駿河台1-1)

■交 通 JR・地下鉄「御茶ノ水」・都営線「神保町」下車

■資料代 ビジター1500円、会員1000円、

明大生・教職員無料(予約制)

■主 催 アジア記者クラブ(APC)

■連絡先 アジア記者クラブ(APC)

東京都千代田区三崎町2-6-2

ダイナミックビル5階 たんぽぽ舎気付

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E-mail:apc@cup.com

 

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