8000ベクレル放射能汚染ゴミの全国「公共事業」利用 + 安倍内閣が原子炉等規制法等の改正案を閣議決定(まさのあつこさん 必見すぐれものレポートより)

(最初にイベント情報その他です)

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1.安倍内閣が原子炉等規制法等の改正案を閣議決定(まさのあつこ) – 個人 -Yahoo!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/byline/masanoatsuko/20170215-00067726/

(まさのあつこさんからの極めて重要な情報です。必ず目を通してください。原発の定期検査が形骸化していると言われて久しいですが、この法改正により定期検査の実効性は決定的に乏しくなるでしょう。原発安全管理規制の手抜きが着々と進んでいます。その他にも、国際原子力機関(IAEA)からの原発安全などに関する日本の規制の在り方への提言について無視されているなど、問題だらけです。:田中一郎)

(関連)IAEAが原子力規制委に安全基準満たしていないと13の勧告~緊急時計画区域内の公衆への情報提供も(まさのあつこ) – 個人 – Yahoo!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/byline/masanoatsuko/20160430-00057218/

2.3/11放送 TBS報道特集「牛の被ばく~影響は?」がどうも変だ

下記VTRをご覧ください。私のコメントを再度付記しておきます。

  • 牛の被ばく~影響は? 20170311houdoutokusyu – Dailymotion動画

http://ur0.pw/CjAJ

https://www.facebook.com/gomizeromirai/videos/1563183593721772/

http://dai.ly/x5eiqb4

(このサイトは最後の方に出てきます)

  • 牛の被ばく~影響は? 報道特集 TBSテレビ

http://www.tbs.co.jp/houtoku/onair/20170311_3_1.html#

3/11放送 報道特集「牛の被ばく~影響は?」がどうも「変」なような気がします。対象となっている牛は、下記の牧場の黒毛和牛

(1)大熊町 池田牧場 線量は比較的低い

(2)浪江町 小丸共同牧場 線量は池田牧場の5倍以上

牛の体に異常は出ていないと断言、血液検査・尿検査もしているという。でも、その検査結果の詳細な内容は放送されない。何をどう調べたのか、何を根拠にどういう判断をしたのか、まったく不明。放射能とは直接関係がないとみられる牛白血病が牛の健康被害の原因と印象付ける放送部分もあった。この部分の解説は「いかにも」丁寧・詳細。

外部被曝にくらべて内部被曝は極端に少なく評価、内部被曝はどんな計算をしているのか? 明らかにおかしい。(呼吸被ばく+飼料・飲用水被ばく)

(6年間の被曝量は)

内部被曝      60ミリシーベルト

外部被曝    1400ミリシーベルト

計      1460ミリシーベルト

調査スタッフに(独)日本原子力研究開発機構の人間がいて、TV解説までしている(利益相反)。牧場とその周辺の汚染を調べるのに、JAEAの観測ヘリを使用、なぜJAEAなの?(利益相反) 6年間も時間があったのに、なぜ、牧場や周辺地域の汚染状況をもっと綿密に調べないのか(放射性核種、土壌調査など)。

最もおかしいと思ったのは、牧場の観察対象牛をすべて去勢して繁殖ができないようにしてある(牛の遺伝的障害の観察を妨害しているという他ない)。この番組はひょっとして、牛のおかしな観測結果を使って、福島第1原発事故による放射線被曝なんて大したことはないを言うためのものではないか?

観測は岩手大学の教授らが主導している様子だが、研究費が出ているということなのか? だとすると、かなりあやしい。今やTBSの報道特集は私は御用放送の一環と見ているので、こんなものには騙されないようにしなければと、見ていて思った。放射線被曝について批判的な学者による牛やその他の哺乳類観察がなされるべき。海外から招いてもいい。観察場所は帰還困難区域になるので政府が妨害をする可能性あり。居住制限区域など、避難指示解除区域で観察してみてはどうか。見ていて歯がゆいばかり。

3.#脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会) 東京新聞記事の疎開裁判高裁判決「由々しい事態の進行が懸念される」が、 小児甲状腺ガン184名の現実に

https://fukusima-sokai.blogspot.jp/2017/03/blog-post_15.html

4.(イベント情報)(別添PDFファイル)(チラシ)(3・24)東京都庁前緊急アピール行動:小池知事、原発事故避難者への住宅支援強化を早急に取組んでください

https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2017/03/09c82dd46a2fff29bbf8226b81d48c4b.pdf

http://www.labornetjp.org/EventItem/1489567311026staff01

5.(レジメ)3.14 緊急抗議集会&シンポジウム:いりません!! 安倍晋三小学校

https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2017/03/3d05d7e9c10a5d8117ac7b49064a5e03.pdf

当日の録画は下記にあります。非常に興味深い集会でした。特に菅野完氏の講演(『日本会議の研究』の著者)や後半のシンポジウムの菅野完氏を含む3人の発言にご注目ください。

(関連)20170314 UPLAN 教育勅語を子ども達に強制する森友学園に国民の財産を叩き売る安倍政権の暴挙は許されない!緊急抗議集会&シンポジウム – YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=I0YbDJdwVKk

(関連)「日本会議は中身空っぽ」 異色の著述家・菅野完氏が解明  日刊ゲンダイDIGITAL

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/182670

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徹底した取材と鋭い視点からの分析で定評のあるまさのあつこさんが、福島第1原発事故に伴う放射能汚染ごみ問題に関する新著をお出しになりました。今日はそれを簡単にご紹介するとともに、昨今の放射能汚染ごみに関する情報をお伝えいたします。そもそもが、福島第1原発事故の放射能汚染を軽視・歪曲評価して、地域住民に放射線管理区域指定基準を上回るような汚染地帯での居住や帰還政策を押し付け、そのゴマカシのために「できもしない除染」を形だけやって、膨大な量の放射能汚染ごみ

(特に汚染土)を生み出してしまった政府・アベ自公政権の歪んだ政策に根本的な誤りと罪があるのです。

「除染」の結果出てくる汚染物をどうするのか、その当たり前のことを決めぬまま、見通しもないまま、事故後の6年間、巨額の財政資金と時間を無駄にしてきました。

しかも「除染」事業は環境省の「利権」事業となり、福島第1原発事故にまとわりついて甘い汁を吸うロクでもない連中までが現れています。その挙句の果てに、「放射能汚染ごみを減らすために、全国でそれを公共事業に使う」などと言い出しているのです。「本末転倒」とはまさにこのことです。

なすべきことは、政府・アベ自公政権が行っていることとは逆の事=つまり、放射能汚染地域からの全住民の避難と全ての産業活動の停止、そして福島第1原発の「石棺化」(放射能封じ込めと二次災害の防止)です。出来もしない「除染」、出来もしない「廃炉」をやめさせ、放射能封じ込めと賠償・補償中心に被害者救済に主眼を置いた福島第1原発事故後対策を再構築する必要があります。

今回のまさのあつこさんの新著は、福島第1原発事故後の政府の政策のうち、特に放射能汚染ごみを巡っての紆余曲折や迷走を丁寧に追いかけ、私たちの断片的な記憶をよみがえらせて、きれいに整理してくれています。そういえば、東日本大震災の放射能汚染ガレキをどうするのかから始まって、放射能や被ばくの危険性に無頓着・軽率な人間達が愚かな「きずな」騒ぎをはじめて以降、この国ではポスト・フクシマの「放射能安全神話」「放射線安心神話」が「原発安全神話」にとって代わってしまった観があります。放射能汚染ごみについての出鱈目は、その必然的な行き着く先と言えなくもありません。公共事業を使って放射能汚染物を全国にばらまく政策を政府・環境省が旗を振り、無責任なアイヒマン型地方政治・行政がそれに粛々と従い、放射能や被ばくに無頓着・軽率なマスごみや人間達がそれを復興支援とはやし立てる、そんなことにでもなれば、日本列島は瞬く間に放射能汚染地獄に沈むことになるでしょう。

幸いにしてというか、いつものごとくのポーズだけか、よくわかりませんが、今のところ、この政府・環境省の放射能汚染ごみのばらまき政策については、原子力規制委員会・規制庁が消極姿勢を示し、事業を始めるために必要な放射線審議会(文部科学省から原子力規制委員会に移管された委員会)への付議に難色を示している様子もあります。しかし、原子力規制委員会・規制庁のことですから、今後どうなるかは予断を許しません。全国から「放射能汚染ごみをばらまくな、公共事業に使うなど、もっての外である」との声を大きくしていきましょう。

環境省の説明によると、放射能汚染ごみを公共事業に使っても、それをどこでどのように使ったかの情報開示も工事箇所での掲示もしない様子です。つまり、どこに放射能汚染ごみが潜んでいるかが一般の人には全く分からない状態となるのです。また、仮に情報公開や表示・掲示がなされたところで、地震・津波・集中豪雨などの自然災害を被れば、地中に埋められた放射能汚染ごみが環境に無秩序な形で拡散してしまうことは、だれにでも容易にわかることです。政府のやることだからと沈黙していたら、この国はもう駄目になってしまいます。

(みなさまは霞が関の農林水産省の前の花壇に使われているレンガが人形峠のウラン残土を原料にしていて、そこから常に放射線が出ていることをご存知ですか? 知らないでそのレンガの上に座りますと、お尻や性器が被ばくすることになります。ただ、よく見ると、農林水産省の花壇の場合には、人形峠のウラン残土が使われている旨の掲示がしてあります。ご注意ください)

  • (新刊紹介)『あなたの隣の放射能汚染ゴミ』-まさのあつこ/著(集英社新書)

http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033562576&Acti

on_id=121&Sza_id=C0

<上記からほんの一部を抜粋>

まさのあつこさんの著書のうち、「第3章 誰が「八〇〇〇ベクレル」を持ち出したのか?」から、ポイント部分だけを抜き出しておきました。上記サイトにある、この本の章構成や「要旨」とともにご参考になさってください。みなさまには、是非この新著をお求めになり熟読されることをお勧めいたします。

(1)8000ベクレル全土汚染への道を掃き清める環境(破壊)省(前半)(まさのあつこ著 『あなたの隣の放射能汚染ゴミ』一部抜粋)

(2)8000ベクレル全土汚染への道を掃き清める環境(破壊)省(後半)(まさのあつこ著 『あなたの隣の放射能汚染ゴミ』一部抜粋)

<その他の放射能汚染ごみに関する報道など>

(1)放射能汚染ごみ「一斉焼却」方針(東京 2017.2.26)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2017022602000163.html

(2)「一斉焼却反対宮城県民連絡会」結成準備会(市民会議3月号)

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201612/20161228_13011.html

(3)特集ワイド:どうする余剰プルトニウム、米の「秘策」希釈処分とは(毎日2017.3.13 夕刊)

http://mainichi.jp/articles/20170313/dde/012/040/002000c

(4)東日本大震災6年:福島原発の廃炉 作業担う外国人 把握を(関谷俊介 毎日2017.3.14)

http://mainichi.jp/articles/20170314/ddm/005/070/008000c

(5)「別の難民申請者も紹介」、原発事故の除染 仲介者が証言(東京2017.3.15)

http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2017031502000059.html

(6)全室施錠の経産省、「密室」で何をしてる? 日本礼賛本や関西弁報告書(東京 2017.3.15)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2017031502000135.html

<関連サイト>

(1)屋上汚泥から8千ベクレル超 市内初の指定廃、一時保管 野田の小学校  千葉日報オンライン

http://www.chibanippo.co.jp/news/local/389388?utm_source=dlvr.it&utm_medium=

twitter&utm_campaign=chibanippo

(2)原子力発電の廃棄物を最終処分する候補地、選定の要件と基準がまとめる(スマートジャパン) – Yahoo!ニュース

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170303-00000022-biz_it_sj-bus_all

(3)国の除染事業:入札1企業体のみ7割 指摘後も改善なし – 毎日新聞

http://mainichi.jp/articles/20160221/k00/00e/010/083000c

(4)東京新聞 原発処理費 40兆円に拡大 税金・電気代転嫁、国民の負担に経済(TOKYO Web)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201702/CK2017022602000141.h

tml

(5)東京新聞 除染費累計、2兆6千億円 福島第1原発事故から6年社会(TOKYOWeb)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017030301002241.html

(6)東京新聞  8千ベクレル以下の汚泥、千葉へ 新潟で発生 社会(TOKYO Web)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017031401002301.html

 

<追>

1.東京新聞 衆院原子力委に助言機関 福島事故究明、来月設置へ 政治(TOKYOWeb)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201703/CK2017031502000130.

html

2.キャンペーンについてのお知らせ ・ 【拡散希望!】 奈良公園内の県有地に位置する 日本庭園「吉城園」付近でも 高級ホテル建設計画が進められています! ・Change.org

http://ur0.link/CjP5

(関連)奈良県:奈良公園内にホテル 開発業者に「森トラスト」  – 毎日新聞

http://mainichi.jp/articles/20170315/k00/00m/040/185000c?fm=mnm

3.東日本大震災6年:東電系2社、免税対象 原発被災企業向け 福島県に確認 -毎日新聞

http://mainichi.jp/articles/20170307/ddm/001/040/150000c?fm=mnm

東京電力福島第1原発事故の被災事業者向け課税免除制度に、東電の関連2社が福島県へ確認申請をし、知事の「確認書」が交付されていたことが分かった。地方税の免除分は復興予算から穴埋めされる仕組みのため、原発事故を起こした東電の関連会社を優遇するために復興予算が充てられることになる。「国民感情から、優遇はおかしい」との指摘がある。

4.東京オリンピックは開催できない!ドイツ首相、日本は放射能が強すぎ、危険すぎる!日本以外の国では常識! – みんなが知るべき情報/今日の物語

http://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/4d060c241c38d5bb79e95f7eb2c7f6c4

5.森友学園 特集サイト

(1)朝日新聞

http://www.asahi.com/topics/word/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E3%81%AE%E5%9B%BD%E6%9C%

89%E5%9C%B0%E5%A3%B2%E5%8D%B4%E5%95%8F%E9%A1%8C.html

(2)毎日新聞 http://mainichi.jp/ch170256508i/%E6%A3%AE%E5%8F%8B%E5%AD%A6%E5%9C%92

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔opinion6570:170317〕