皆様
こんばんは。犯罪都教委&1悪都議(2悪はすでに消滅)「と断固、闘う増田です! これはBCCでお知らせしています。重複、長文、ご容赦を。
8月はお休みでしたが、毎月第2木曜日に「育鵬社『歴史偽造』中学歴史教科書を読みながら、真実は何か?」を考える近現代史講座です。9月は以下の内容で行います。
*日時:9月12日(木)19:00~21:00
*場所:東京中野・協同センターアソシエ
http://www.bing.com/maps/Default.aspx?encType=1&v=2&ss=ypid.YN5928x564506&style=r&mkt=ja-jp&FORM=LLDP
東京都中野区中野2-23-1 ニューグリ-ンビル301号
中野駅南改札口 徒歩2分 電話 03-5342-1395
*参加費:1000円
*テーマ「国家総動員と植民地・朝鮮」
*内容
育鵬社教科書は『国家総動員体制』(P218)の中で「国民の多くはひたすら日本の勝利を願い、励まし合って苦しい生活に耐え続けました」と、ケナゲな!? 「国民像」を描きます。
そして「一方、わが国が統治していた朝鮮半島では、日本式の姓名を名のらせる創氏改名など、朝鮮人を日本人化する政策が進められました。」と記述します。しかし、なぜ、この「朝鮮人を日本人化する政策が進められました。」のか、明らかではありません。
結末は「日本の鉱山などに連れてこられ、きびしい労働を強いられる朝鮮人や中国人もいました。」…です。突然、「中国人」が登場の支離滅裂…は、置くとしても…育鵬社教科書の特徴の一つは、主語の省略です。これは意図的なものでしょう。
主語こそが、歴史学習の基本なのに! いったい「誰が」「連れて」きたのか? 誰が、「きびしい労働を」「朝鮮人や中国人」に「強い」たのか? 「鉱山など」の「など」とは?
また、米軍の「爆撃は…国際法で禁じられている商業地、住宅地にも無差別に行われ…非戦闘員にもおびただしい被害をもたらしました。」と、他国の国際法違反の非は、シッカリと記述します。しかし、その国際法違反の無差別爆撃をナチスのゲルニカに続き行った国は「わが国」であり、重慶の「非戦闘員にもおびただしい被害をもたらしました。」という歴史事実は無かった!? ことになっています。
さて、大日本帝国は植民地の人たちに何を「強い」たのか? なぜ、育鵬社教科書は、その真実を記述しないのか…といって、文科省検定下では他の教科書もその点は同じですが…日本軍性奴隷制度の原史料や強制連行の実態を示す資料を見ながら、考えていきます。
御都合のつく方は、ぜひ、御参加ください!