絶対的保守主義としての天皇制 6
「徳川日本と宣長天皇論の成立ー日本型華夷秩序と天皇制日本」
「絶対的保守主義としての天皇制」を主題として昨年9月から新講座を開講いたしましたが、その第6回「徳川日本と宣長天皇論の成立ー日本型華夷秩序と天皇制日本」を4月15日(土)に開催いたします。宣長の天皇論は1700年代18世紀の徳川日本で語り出されます。この時代、清朝中国の最盛期にあたります。この東アジア世界の中で日本は民族主義的国家意識を強めていきます。宣長は天照大御神に発する持続的天皇論をもってこの国際的要請に答えます。この18世紀日本における宣長の天皇論的回答をめぐって考えます。
■昭和思想史研究会・思想史講座「絶対的 保守主義としての天皇制」
第6回 徳川日本と宣長天皇論の成立ー日本型華夷秩序と天皇制
日時 4月 15日(土) 13:30〜17:00
会場 松聲閣・集会室
(松聲閣 肥後細川庭園内)
*講義資料は当日配布します。
*参考文献;檀上寛一『天下と天朝の中国史』岩波新書
荒野泰典編『江戸幕府と東アジア』吉川弘文館
本居宣長ー『玉くしげ・秘本玉くしげ』岩波文庫
荒野泰典編『江戸幕府と東アジア』吉川弘文館
本居宣長ー『玉くしげ・秘本玉くしげ』岩波文庫
*実費程度の会費を頂きます。
会場の松聲閣は早稲田と新目白通り・神田川をはさんだ反対側にある細川庭園内の建物で、都電荒川線の早稲田駅から5分ほどの距離です。以下のURLを開いて地図をご参照下さい。
初出:「子安宣邦のブログ・思想史の仕事場からのメッセージ」2023.4.1より許可を得て転載
http://blog.livedoor.jp/nobukuni_koyasu/archives/90338289.html