ささや句会第110回 2024年 11月20日 火曜日  

兼題【白鳥】

  白鳥の野太き声や湖に満つる                小宮桃林

手挙げたる埴輪の背や冬ぬくし                 丑山霞外

これよりは手酌といたす新走                  丑山孝枝

大根の抜かれし穴の深さかな                  丑山霞外

一本の葱の真白や理知の如                   中代曜子

暗闇の深き静寂に焚き火爆ぜ                  新海泰子

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