改憲発議を許さず

今年も5月3日に憲法大集会

今年も憲法記念日の5月3日(土曜日・祝日)に憲法大集会が行われます。護憲団体が統一して憲法大集会を始めたのは2015年からで、今年は9回目になります。本来ならば11回目になるわけですが、2020年と2021年はコロナ禍で中止せざるを得なかったからです。
これまでに一番参加者が多かったのは、2019年に東京・有明防災公園で開かれた第5回憲法大集会で、6万5000人が集まりました。昨年は3万2000人。今年はどのくらいになるか注目されています。
今年は「改憲発議を許さず、憲法をいかし、平和・いのち・くらし・人権を守ります」というスローガンを全面に打ち出しています。

今年の憲法大集会の要領は次の通りです。

日時:5月3日(土・祝)11時~
場所:東京・有明防災公園(東京臨海広域防災公園・東京都江東区有明)。りんかい線「国際展示場駅」より徒歩 4分/ゆりかもめ「有明駅」より徒歩2分
主催:平和といのちと人権を!5・3憲法集会実行委員会
共催:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会/9条改憲NO!全国市民アクション/戦争をさせない1000人委員会/憲法9条を壊すな!実行委員会/戦争する国づくりストップ!憲法をまもり・いかす共同センター/九条の会

【スローガン】
私たちは

  • 改憲発議を許さず、憲法をいかし、平和・いのち・くらし・人権を守ります。
  • パレスチナの恒久的停戦とウクライナからの撤退、憲法9条をいかした平和外交を求めます。
  • ミャンマーや韓国市民などの民主化運動に連帯し、東アジアの平和を求めます。
  • 台湾有事の扇動を許さず、敵基地攻撃能力の保有と日本全土へのミサイル基地配備の撤回を求めます。
  • 平和主義をつらぬき、核兵器のない世界をめざして、日米軍事一体化と軍拡増税、武器輸出を許しません。
  • 沖縄の民意を踏みにじる辺野古基地建設に反対し、米兵による性暴力を許さず、日米地位協定の抜本的改定を求めます。
  • 原発推進政策を撤回し、再生可能エネルギーへの転換を求めます。
    ジェンダー平等を実現し、選択的夫婦別姓の法制化、個人の尊厳を大切にする社会をめざします。

これら実現のため共同の輪をひろげ、参議院選挙でも金権腐敗、憲法破壊の自民党政治に審判をくだし、安心してくらせる社会をめざします。

【プログラム】
11:00 ミニステージ
A「自由に話そうトークイベント」
B「シスターフッド・イズ・パワフル!シスターフッドで社会を変える!」
C「こども憲法ひろば」
D「Human Music ライブ」
13:00 メインステージ
主催者あいさつ
スピーチ:植野妙実子さん(中央大学名誉教授)、田中熙巳さん(日本原水爆被害者団体協議会代表委員)、古賀茂明さん(政治経済評論家・元経済産業省官僚)
国会議員あいさつ
市民連合連帯あいさつ
リレートーク
行動提起
14:30 パレード開始
16:30 パレード終了

初出:「リベラル21」2025.4.13より許可を得て転載
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-6738.html

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔opinion14208 : 250423〕