韓国通信 NO770
フランシーヌの場合はあまりにも悲しい
フランシーヌの場合はあまりにもおばかさん
3月30日の日曜日
パリの朝に燃えたいのちひとつフランシーヌ
フランシーヌがベトナム戦争に抗議して焼身自殺したのは1969年。その年の6月、新谷のり子が歌った『フランシーヌの場合』が空前のヒット曲となった。今から56年も昔のことだ。彼女は反戦フォークの草分けだった。アメリカの北爆支持を表明した日本政府に抗議して首相官邸前で焼身自殺をした(1967年)エスペランティスト由比 忠之進氏(享年73才)を思いだす人も多い。
来る6月15日、栃木県益子の関谷興仁陶板美術館「朝露館」で新谷のり子さんを迎え小さなコンサートが開かれる。
当時の社会状況を振り帰りながら、戦争と核戦争の脅威にさらされている現在までを語る企画である。
ベトナム戦争を知らない若い世代の参加も期待している。
「本当のことを言ったらお利口になれない
本当のことをいったらあまりにも悲しい」
2番の歌詞が気になる時代を迎えている。「記憶の美術館」朝露館10周年記念イベント。

□コンサートは午後1時から
朝露館の所在地=栃木県芳賀郡益子町益子4117-3
要予約
小原 090-4208-6161
石川 090-623-9607
□詳細は朝露館ホームページをご覧ください

5月3日、東京の有明に3万8千人(主催者発表)が集まり、「戦争のない、憲法が生かされる未来を切り開く」憲法大集会が開かれた。
少し迷ったが地元重視。駅頭で妻と二人でスタンディング(写真右上/撮影通りがかりの高校生)。休日とあって駅前は結構なにぎわいだった。昭和から令和へ、フランシーヌの思いを胸に僕たちの結婚記念日に。
初出:「リベラル21」2025.5.13より許可を得て転載
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-6753.html