ひめゆり学徒隊生存者の証言
一般社団法人市民の学習・活動・交流センターシビル(東京都立川市柴崎町3―10―4)は今年、「戦後80年を考える」をテーマとする市民講座を続けているが、第6回にあたる8月16日(土)の講座で、ドキュメンタリー映画『ひめゆり』を上映する。
映画『ひめゆり』は沖縄戦で「ひめゆり学徒隊」として動員された人たちの生の声を記録したドキュメンタリーで、ひめゆり平和祈念資料館のリニューアルの総合プロデューサー・コーディネーターを勤めた柴田昌平監督が13年かけてつくり、2007年に公開された。130分。キネマ旬報ベストテン文化映画第1位、文化庁映画賞大賞、日本ジャーナリスト会議特別賞など多数の賞を受賞した。
市民の学習・活動・交流センターシビルによれば、柴田監督は「戦争体験から受ける印象は悲惨です。しかし、ひめゆりの生存者からはしっかりと生きている強さを感じます。それは彼女たちの根っからの明るさ、やさしさ、そして生命への信頼感があるからです。この映画は、今を生きる私たちに多くの示唆と希望を与えるものと信じます」と述べているという。
同会は「この作品は、テレビ放映やビデオ・DVD販売をしていません。是非この機会に映画をご覧ください」と呼びかけている。
◆時間:8月16日13時30分~16時30分
◆場所:立川市女性総合センター・アイムホール(JR立川駅北口から徒歩7分)
◆入場料金:一般1,000円シビル会員900円。定員190人
◆チケット:シビルで販売中。電話042-524-9014
メール:civiltachikawa@yahoo.co.jp
(岩)