核兵器も戦争もない世界を求めて

10/11(土) 有楽町朝日ホールで集会

東京の有楽町朝日ホール(有楽町マリオン11F)で、10月11日(土)12時から「核兵器も戦争もない世界を求めて~記憶を受け継ぎ未来へ~」と題する集会が開かれる。実行委員会の主催だが、これには、日本原水爆被害者団体協議会、日本生活協同組合連合会、日本青年団協議会、新劇人会議、原水爆禁止日本国民会議、原水爆禁止日本協議会、全国空襲被害者連絡協議会、ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会、ピースボート事務局、核兵器をなくす日本キャンペーンなどが加わる。同実行委は集会の狙いを次のように述べている。

「被爆・戦後80年という重要な節目の年を迎えるにあたり、2024年のノーベル平和賞に日本被団協が選ばれました。日本被団協は、これまで『核兵器廃絶』『原爆被害への国家補償』の二大要求を掲げ、証言活動をはじめとする様々な活動を通じて、ふたたび被爆者をつくらないとの願いを国内外に伝えてきました。こうした長年にわたる努力の積み重ねが、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)が2017年にノー ベル平和賞を受賞したことや、2021年に核兵器禁止条約が発効したことに大きく寄与しています。
しかしながら世界から核兵器を廃絶する道のりは依然として険しいままです。日本政府は世界唯一の戦争被爆国を標榜しながら、核兵器禁止条約への 署名・批准はおろかオブザーバー参加すらも拒み続 けており、核兵器無き世界への働きかけの様子は未だありません。
このような状況だからこそ、私たち市民にはさらなる行動が求められます。次の世代が日本被団協の運動に学び、そして被爆された方々の記憶を継承することを通し、核兵器も戦争もない国際社会を築いていかねばなりません。そのために、日頃から平和な社会の実現に取り組む運動団体が中心となり被爆・戦後80年企画の実行委員会を立ち上げ、年間 を通して核兵器廃絶などの課題に取り組む活動の実施を呼び掛けるとともに、平和を願う集会を実施します」

◆当日のブログラム
13時00分 オープニング(開会挨拶、オープニングムービー)
13時25分 ノーベル平和賞受賞報告
13時40分 朗読劇「そこに声があれば~今、未来に~」
14時20分 リレートーク
15時00分 エンディング
◆参加費
会場参加大学生以上1000円、高校生以下500円
オンライン参加 1000円
◆問い合わせ
日本青年団協議会
℡:03-6452-9025 E-mail:hibaku80@dan.or.jp               (岩)