2026年1月10日、MAP マグレブ・アラブ・プレス(モロッコ国営通信)が、ムハンマド六世モロッコ国王陛下は酷い腰痛で公務を暫く休まれると、報道しました。 秘密主義の王室による突然の休業通知は、モロッコ臣民のSNSで、様々な憶測を呼んでいます。
1月12日、ニューヨーク市で看護師の大デモがありました。 マムダニ・ニューヨーク新市長がデモの参加者たちを激励しました。
二人の共通点は全くありません。が、、<イスラム教徒>です。
① ムハンマド六世陛下の御容態は?:
1月10日、モロッコ国王の特別主治医ラフチェン・ベリムニ教授の言葉として「腰の痛みと筋肉の痙攣に悩まされている、、これらの痛みには適切な医療処置と機能的な休息期間が必要だ」と、MAP モロッコ国営通信は報じた。
2024年末に転倒事故で腕骨骨折の後、モハメド六世はラバトの王立病院で手術を受けた。
それ以前の2018年2月に、モロッコ国王はパリのクリニックで心臓手術をし、2020年6月にも同じクリニックで心臓手術を受けている。その後も、アフターケアーで度々パリのクリニックを訪れている。
フランス紙<ル・モンド>でクリストフ・アヤドとフレデリック・ボーパンが、「モロッコにおけるムハンマド六世治世終焉の雰囲気」と題した調査記事を出した。その中で、ムハンマド六世の健康悪化を踏まえたモロッコ政府の将来に関する、様々な推測を論じている。調査記事は、2024年10月下旬にラバトでエマニュエル・マクロンを迎えた時の国王の外見に注目し、「手に棒を持ちやせ細ったように見えた」と、表現した。
さらに調査記事は、「ムハンマド六世は2024年6月、モロッコ王国北部のテトゥアン・モスクでのイード・アル・アドハの礼拝中、、革張りの椅子に座り、薄黄色のローブと瑪瑙のフェリクルを身にまとい、顔に疲労が現れ、跪く礼拝時に弱々しく動作も鈍く、結局、跪くことができなかった」と、明かした。
スペインの新聞<エル・コンフィデンシアル>に掲載された報道では、国王が二つの主要な病気を患っていると伝えている。国王は、甲状腺に影響を与える橋本病(Chronic thyroiditis)と、呼吸を妨げ身体的な困難を引き起こす慢性気管支炎(chronic bronchitis) に悩まされているとのことだ。
② 後継者は?:
フランス紙<ル・モンド>は、ムハンマド六世の継承をめぐる対立の激化と王室内の対立激化についても、元宗主国の優越感を持って語っている。皇太子ハッサンの国際行事への出席や、父国王の公務への代理参加に注目し、息子の王位継承を推測している。経済的・社会的課題、医療福祉の諸問題を背景に不安定化への懸念も明確に検証している。
2015年11月2日にMAPモロッコ国営通信が、雑誌<テルケル>からの引用と断って、
「モロッコの人々は、ムハンマド六世国王とその兄ラシード王子と姉妹であるマリアム王女、ハスナ王女、アスマー王女たちのビジネス活動を知っている」とし、「彼と彼女たち全員が2004年から2007年の間に設立された<大きな資産>を持っている。現国王が、権力と富を掌握し<捕食王>と呼ばる由縁だ。」と、報じていた。
雑誌<テルケル>はさらに、「国王はモロッコの立法、行政、司法、さらには金融システムの基盤であり、王室が60%の株を所有している国営投資会社を通じて、ムハンマド六世が王国の最も重要な経済主体であり続けている」と述べ、「モロッコにおける王室のビジネスについて語られるのは、王室持株の<SNIナショナル・インベストメント・カンパニー(モロッコ最大の持株組織)>や、ムハンマド六世国王が所有し<ナショナル・インベストメント・カンパニー>の大部分を所有する<シゲル社>に関してだ」と、解説している。
「SNIナショナル・インベストメント・カンパニーが所有する他の機関、特に銀行、保険会社、通信、大規模な商業スペース、不動産・観光会社、クリーンエネルギーに加え、モハメド六世は<モロッコ最大の農地所有者>でもある」と、結論づけた。
追跡記者たちのインタビューを受けたモロッコの政治家たちは、どこへ行っても国王秘密警察から追われていると訴え、「真の民主的変革が必要」と強調し、「国の富の平等な分配」を呼びかけ、「モロッコには1200万人の人々が1日2ドル未満で暮らしているが、国王は非常に裕福だ」と述べ、「2011年から2016年の間に国王の富は大幅に増加し、貧困率も上昇した。」と指摘した
③ ニューヨーク市民に続けモロッコ市民:
ムハンマド六世国王陛下は、贅沢な治療生活を続けておられ、フランス紙ル・モンドを引用するまでもなく、一般国民の薬品や病院や看護師への配慮は欠如しているようだ。以前に、教育労働者が待遇改善を訴えてデモを行ったが、反王政デモを厳しく取り締まる国王防衛隊に蹴散らされてしまった。
ムハンマド六世モロッコ国王同様に、トランプ米大統領も、家族商売の繁盛を国政の第一義としている。一方、国王を目指すトランプ米大統領に面と向かって<独裁者>と呼ぶゾーラン・マムダニ・ニューヨーク新市長は、ハッキリと対決姿勢を表明している。
2026年1月12日、ニューヨーク市の看護師約1万5000人が待遇改善を求めて過去最大規模となるストライキに踏み切った。トランプ政権による病院への予算削減などで交渉が難航している。 看護師 「担当患者が多すぎて、命を危険にさらしている」 「世の中には悪い人もいるし、ICE(移民・税関捜査局)も何をするか分からない。看護師は患者を守る責任があります」 12日午前6時、ニューヨーク市内の主要な3つの系列病院で始まったストライキでは賃上げや人員不足の解消、ICEによる射殺事件も念頭に自衛警備強化などを要求している 一方、病院側は「トランプ政権による医療費削減などを受けて財政的危機に直面している」と、弁明している。
「やってる?同志たち!」と、看護師デモの象徴<赤いマフラー>を巻いたマムダニ新ニューヨーク市長がマイクを握った。我々ニューヨーク市民は、おじいちゃんも子供も、みんな、あの厳しいコロナ禍の中で、命がけで尽くしてくれた君たち看護師のありがたさを、忘れていない。みんな、君たちの味方だ。その仲間が、要求していることは人間の尊厳と権利を守る最低限のことで、数百万$を超える法外な給料を要求しているのではない、、病院の幹部は話会いに応じるべきだ」と語った。

ニューヨーク看護師デモを激励するマムダニ・ニューヨーク新市長、左隅に同じく赤い連帯のマフラーを巻いたレティシア・ニューヨーク州司法長官
「この町のために働いてくれる仲間たち、このデモに参加させてくれてありがとう」と、マムダニ新ニューヨーク市長は結んだ。
ニューヨーク州司法長官レティシア・ジェームズも、マムダニ新市長と共に看護師デモに参加した。トランプは自身の脱税疑惑に有罪を科した彼女に根を持って、難癖をつけ首にし、代わりにトランプの腹心一人を送り込んだ。が、彼女はいわれのない解雇に反論し、今もニューヨーク司法長官の椅子に座っている。
「米国大統領でありベネズエラ大統領代理」を自身のSNSで公言したトランプ氏、「国際法など問題にしていない、道徳だ」と、国際法無視を看板に、グリーンランドやイランへの侵攻と略奪を、続けています。 自身の<トランプ一族オーガニゼ―ション>をより太らせるためです。
トランプ氏の思惑がどうあろうと、ベネズエラという主権国家を爆撃しベネズエラ大統領誘拐した事実は、国際法だけでなく明確な犯罪で、トランプ氏が大事に思う?道徳も踏みにじっています。 大統領弾劾裁判に召喚される前に、レテイシア・ニューヨーク州司法長官に自首することをお薦めします。 ニューヨーク市刑務所に収監されているベネズエラ大統領の代理もお忘れなく、、
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
「サラー西サハラ難民アスリート」の出版情報です。 著者:平田伊都子、写真構成:川名生十、画像提供:アマイダン・サラー、SPS、 定価:本体1,800円+税、 発行人:松田健二、 発行所:株式会社 社会評論社、東京都文京区本郷2―3―10、電話:03-3814-3861
同じ「社会評論社」が出版してくださった「ラストコロニー西サハラ(2015年)」、「アリ 西サハラの難民と被占領民(2020年2月)」にも、お目を通してください。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
Youtube2018年7月アップの「人民投票」(Referendum)もご案内。 「人民投票」日本語版 URL :https://youtu.be/Skx5CP3lMLc 「Referendum」英語版 URL: https://youtu.be/v0awSc25BUU
Youtubeに2018年4月アップした「ラストコロニー西サハラ」もよろしくお願いします。 「ラストコロニー西サハラ 日本語版URL:https://youtu.be/yeZvmTh0kGo 「Last Colony in Africa] 英語版URL: https://youtu.be/au5p6mxvheo
WSJPO 西サハラ政府・日本代表事務所 所長:川名生十 2026年1月17日 SJJA(サハラ・ジャパン・ジャーナリスト・アソシエーション)代表:平田伊都子
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/ 〔eye6099 : 260117〕











