「3・11」の大震災に伴う福島第一原発の災害をめぐっては、「大本営発表ばかりの
報道だった」などの激しい大メディア批判が沸き起こった。その一方で、「ジャーナリ
ズム復権のためには、発表報道を克服して調査報道を重視すべきだ」との認識や動きも
確実に広がっている。
調査報道の現状はどうなっていているのか。課題は何か。可能性をどう広げ、豊かに
していくか。関わってきたジャーナリストや研究者が縦横に議論する!
基調報告/調査報道を阻むもの:当局との二人三脚をどう断ち切るか
高田昌幸(ジャーナリスト、元北海道新聞報道本部次長)
シンポジウム/調査報道をどう進めていくか:課題と可能性を探る
依光隆明 (朝日新聞特別報道部長、元高知新聞社会部長)
太田昌克 (共同通信社編集委員)
小俣一平 (東京都市大学教授、元NHK社会部担当部長)
田島泰彦 (上智大学教授)
コーディネーター=橋場義之(上智大学教授)
と き:12月3日(土)13:30―16:30(開場13:00)
ところ:上智大学 2号館508教室JR、地下鉄 四谷駅下車
主 催:調査報道シンポジウム実行委員会
連絡先: FAX 03-3238-3628(上智大学・田島研究室気付)
※ なお、参加に際しては、資料代として500円をお願いします。
協 力:花伝社(『調査報道がジャーナリズムを変える』本年5月出版)
旬報社(『権力vs調査報道』本年10月出版)
平凡社(『新聞・テレビは信頼を取り戻せるか: 調査報道を考える』本年11月出版予定)