9月5日
日米:週刊金曜日でマコーマック氏と対談。「戦後史の正体、英語に翻訳したらいい。何故なら一般の米国人は世界にいいことしていると信じている。こんなに酷いことをしてきたか、知ったら驚く」と発言。対談でのマコーマック氏発言「今日の日米関係は世界史的にみて希有な存在。普通、国家が他国に隷属させられる時には強い反発が存在し、それを強権で押さえる。日本は逆に、我先に自発的に隷属する。不思議な国だ。日本は。
戦後史の正体:ある新聞社での出来事。何か変と思いませんか。(「戦後史の正体」の書評書いたらとの提言に上司曰く)「どうせベストセラーになる本だから我が社でわざわざ書評をだす必要もないだろう」、ということで現在大手紙の書評なし。
尖閣諸島:石原知事、火遊びの玩具取り上げられる。国民もそのうち弄ばれたことに気付くだろう。私利で領土持て遊びは韓国李明博大統領と同じ。寄付金どうなるのだろう。5日読売「尖閣売買、地権者が国と合意…都を通さず購入へ」
9月4日
脱原発;4日時事「”脱原発”は支援せず=候補者に踏み絵-電力総連」嫌な連中だ。じゃー、貴方達が支援する候補者のリスト出してもらおうじゃないですか。みんなで落とそう。
9月3日
玉川徹さんへ:(たとえ損だと思っても発言の自由を奪われたくない人がいると今日孫崎さんはおっしゃってました。孫埼さんの反骨精神はどこから来ているのですか?)様々な要因がありますが、若い時モスクワ大学に留学した時とその後の外務省時代にも影響されています。ソ連で誰が尊敬されたか。それは地位ではない。ソルゼニーツィン等の知識人。シベリア送りのぎりぎりの所で戦う人々。今一つ外務省の雰囲気。1980年モスクワ勤務を終え、本省に帰る時、時の魚本大使が私を呼んだ。この頃すでにかなり好き勝手なことを述べていたので、もっと自重しろと諭されると思った。 「孫崎。君もやがて課長になる。思ったことをやれ。外務省という所は思ったことをやらせてくれる所だ」と自分の経験を紹介(オリンピック時選手村は朝霞を予定。主管の文部省の反対押し切り代々木の米軍キャンプに選手村を移転させた)私は外務省時代、好きなことを言って、結果 飛ばされる形になったのは4―5回。しかし、その後必ず誰かが拾ってくれた。自分の主義主張を貫いていれば、一時的にマイナスがきても、長くみれば結局報われる信念みたいなものがある。02年防衛大に行き、長くはかかったがそれが結果現在の言論活動の基礎になっている。
玉川徹(テレ朝)氏と一緒。脱原発の思いいれ極めて強い。東電事故後、東京壊滅も視野に入れていたと話してくれた。話している最中に、僕の脱原発の思いはここに書いてあると渡されたのが『ニッポンの踏み絵』、「国会議員の歳費を700万円にする」など記載。思い入れは勿論「原発を廃止せよ」。 ここで「3年以内の原発0が可能な理由」「原発ビジネスは採算がとれないという世界の常識」などを記載。玉川氏は日本のマスコミのほとんどが再稼働賛成の報道を行う中で昨年5月から強烈に脱原発を「そもそも総研」で展開。強い反骨精神。この中で大手メディア初の『戦後史の正体紹介』
9月2日
イスラエルの核兵器:西側容認。不思議なことだ。報道はほとんどない。WP・ Patrick B. PextonのWhat about Israel’s nuclear weapons? は矛盾を論評。いい記事だ。肩書き見たら wpのOmbudsman
吉田茂:francisco @sedzir ベストセラー「戦後史の正体」で日本をアメリカに売った事実が改めて暴露された吉田茂。そして絶妙なタイミングでTVが「アメリカに対し独立の誇りを貫いた吉田茂」という洗脳ドラマを投下。もはやこの国は情報を実弾として撃ち合う内戦状態だ。 坂本徳康 NHK「負けて、勝つ~戦後を創った男・吉田茂」9/8(土)が楽しみだ!ちょうど、孫崎さんの「戦後史の正体」読んでる最中、グットタイミング。どんな洗脳番組になるか楽しみ、また、騙されてきた自分を見るいい機会。TPPに向けた臭いもする。
脱原発:選挙後に反故にする政策作って又、選挙民を騙そうというのか。真剣なら大飯原発止めてごらん。政権党なら出来るはず。2日東京新聞「原発ゼロで意見交換、首相と閣僚 公邸で勉強会。中長期的に原発をゼロにする目標を盛り込む検討」
政治家;民主党は野田、前原、自民は町村、石破とみえみえの米国隷属の政治家が、何故日本国内では指導者の地位を狙えるのか。
集団的自衛権の詭弁。現行安保条約で、「日本国施政下でいずれか一方に対する武力攻撃時、憲法下で行動」。日本国内で攻撃された時はある。今彼らがやろうとしているには日本域外で米国の軍事行動に自衛隊も一緒に行動する時の話。つまり自衛隊を米軍が傭兵的に使うことを法的に担保可に。羊頭狗肉
尖閣;石原:尖閣諸島で火遊びすれば世論が支持すると判っている。尖閣問題浮上の前は石原知事なんて全くの死に体だった。弄ばれる国民。石原知事は火遊びの手がかり国に与えたくない。2日産経「石原知事、仲井真沖縄知事と会談の意向 尖閣共同購入提案か」
9月1日
戦後史の正体・激励感謝します。竹田昌弘氏(共同通信企画委員)のtwitter。 「朝日読書欄の週間ベスト10。戦後史の正体が3位に。目からウロコの好著なので、多くの方に読まれてうれしいです。」
領土問題:全ての出発点はポツダム宣言で「カイロ宣言ノ条項ハ履行セラルヘク又日本国ノ主権ハ本州、北海道、九州及四国並ニ吾等ノ決定スル諸小島ニ局限セラルヘシ」。これが各々の領土にどういう影響与えたかの論点日本に欠如。「固有の領土」論はこの部分欠如。固有で意識的に敗戦影響から目逸らす
政治家野田の進化論:昔「十年以上前、船橋つじ立ち野田、実にすばらしい人だと思いました。”路地裏の居酒屋で一般の市民が話題にしているようなことを、政治に反映したい”と話してたのが印象」(1日東京)、→「私たちの意見を聞くふりだけしている」(同)→今は世論の存在なんか徹底無視
8月31日
町村議員:正木猛 「 朝生で売国奴の正体(自民総裁候補の一人)を暴露し皆一瞬黙ってしまいましたね」。2008年米国地名委員会がブッシュ大統領韓国訪問前、 竹島を韓国領に記載することに決定。この時町村官房長官は米国にはいろいろな機関がありいちいち反応しないと話す。この重大な時期座視
中国脅威論:今日のNHK「ニュース深読み」の意見交換で加藤解説委員は次を紹介。1978年日中平和友好条約「全紛争を平和的手段で解決し武力又は武力威嚇に訴えないことを確認する」。中国脅威論を煽るが、日中にはこうした約束存在。合意を互いに守る気運を育む努力が最も肝要
脱原発:民主党へ。今必要なのは選挙用プロパガンダではない。原発ゼロ言いたいなら、先ず大飯原発止めてから発言して欲しい。一日東京新聞「民主、”原発ゼロ”強まる。民主党エネルギー・環境調査会は全議員を対象に意見交換。”党として明確に原発ゼロを打ち出すべき”
戦後史の正体・宣伝:「朝まで生」に出演の福山哲郎議員(参議院外交防衛委員会委員長)、今、「戦後史の正体」が国会議員の中で大変な話題になっている、小沢遼子(評論家)さんも一昨日友人にもらって読んだ、大変素晴らしいと言われていた。
8月29日
米軍は「米軍は何のために日本にいる?」、朝日新聞世論調査2010年12月。日本人は日本防衛の為42%。米国の世界戦略の為36%。米国人は日本防衛の為9%。日本人って、どこまでお人よしか。米国人は貴方を守るためが9%なのに、日本人は45%もいや違う、守るという。日米安保作ったダレスは五二年米国誌で「米国は日本を守る義務をもっていない」と記述。60年安保では「自国の憲法上の規定および手続に従い対処」。米国の憲法で交戦権は議会。従ってこの約束は「議会に伺いを立てます」以上のものではない。尖閣でも巧みにコミット避けている。気づず信じますよの日本。
政治:29日共同「安倍元首相、出馬の意向 自民、総裁選へ動き本格化」。安倍元首相、心より応援します。是非勝って頂きたい。そして国民に自民党が全く変わっていない、かつ無責任な政党であることを、貴方が党首になることで、判らせて下さい。
孫崎享氏のツイットhttp://twitter.com/magosaki_ukeru
を許可を得て転載。孫崎享氏は元外交官・元防衛大学校教授
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 http://www.chikyuza.net/
〔eye2035:120907〕