アジア記者クラブ2月定例会 / 東京新聞は総選挙をどう報じたのか 論点明示報道と新聞の可能性

アジア記者クラブ2月定例会

 

東京新聞は総選挙をどう報じたのか

論点明示報道と新聞の可能性

 

2015年2月18日(水)18時45分~21時

専修大学神田キャンパス7号館(731教室)

 

ゲスト 瀬口晴義さん(東京新聞社会部長)

吉田昌平さん(東京新聞政治部デスク)

アベノミクスが全国津々浦々に浸透していないので景気回復が道半ばなのだと

自公政権が繰り返した総選挙から2カ月が経過した。「この道しかない」という

安倍首相の掛け声に殆どの新聞・テレビが沈黙したのは周知の事実だ。「アジア

記者クラブ通信」では、アベノミクスの虚構を一貫して明らかにしてきたが、メ

ディアが政権のプロパガンダに加担する構図がより一層はっきりしてきたのが今

回の総選挙の特徴ではなかったか。

22年前の椿発言を想起させたメディア各社に送付された政権批判抑制を促す

恫喝文書に代表されるように、政権による周到なメディア・コントロールが実施

された選挙でもあった。

秘密保護法の施行、「積極的平和主義」の名の下に実行される集団的自衛権の

行使容認、なし崩しにされる武器輸出と非核三原則、原発再稼働、辺野古への新

基地建設強行、格差拡大の問題など重要課題がことごとく争点から外されたこと

も今回の総選挙では際立った。

2月定例会は、メディアでは例外的存在となった東京新聞がこれらの課題と時

代状況にどのように向き合い紙面づくりを行ったのか、今回の選挙報道を統括し

た政治部デスクの吉田昌平さんと社会部長の瀬口晴義さんのお二人をお招きして、

同紙の論点明示報道が政権の暴走をどこまで抑止できたのか、新聞の可能性と合

わせて検証したいと考えています。

 

■会 場 専修大学神田キャンパス7号館731教室(東京都千代田区神田神保町3-8)

■交 通 JR・「水道橋」西口/地下鉄「九段下」・都営線「神保町」下車

■資料代 1500円(会員・1000円)、専修大生無料(予約不要・先着順)

■主 催 アジア記者クラブ(APC)

■協 力 人文ジャーナリズム学科山田研究室

■連絡先 アジア記者クラブ(APC)

〒101-0061東京都千代田区三崎町2-2-13-502

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