福島の現状を伝える告訴団の集会
今日は福島原発告訴団の「東京第1検察審査会激励行動」と院内集会があった。
テント経由で集会に行く。
テントには判決後から毎日朝早くからテントに来ているMさん泊まり明けの人・いつも応援してくれるNさん・若者が一人。
12時過ぎて集会に参加する人たちがテントに集り、Yさんが「福島の声を聞
け!」の幟を持って参加した。初めに武藤さんが挨拶、ひだん連とは別に個人が参加できる「全国避難者の会」が発足したことなど話された。
その後海渡弁護士から第一検察審査会に申し立ている5人の被疑者や訴えの理由などについて説明してリレートークに入り福島の人たちが切実な思いを語った。
原発事故で一瞬にして幸せな生活が奪われ、家族の分断生活を強いられていること。狭い仮設で隣の人を気遣いテレビの音・子どもの泣き声にも気を使って生活しなければならない。
賠償金の格差もあり、福島の人たちは分断されてしまったなどなど。
最後にテントからKさんが裁判の判決を受けてのテントの現状を話し、協力をお願いした。
その後皆は院内集会に向かったが、私はテントの留守番で残った。
院内集会に行く前に寄ってカンパをしてくれた人も多く感謝です。
オーストラリアに住んでいて2年前にもテントに寄ってくださったという方が来て呉れた。
彼はオーストラリアでウラン採掘に反対しているとのこと、
ウラン鉱山はウランの値が下がり、採算が取れず、今は止まっているが、
日本の原発が再稼動され、中国やアジアで原発が作らればウランの値段が上がるだろうと待っている状態だと言う。
オーストラリアに原発はないが、研究炉があるのでそこから出る廃棄物の処理
も問題だと色々話してくれた。
夕方院内集会の帰りの地途などが大勢テントに寄ってくれて賑やかになった。
5時からの経産省前抗議行動にもたくさんの人が集まってテントの撤去を許さない!再稼働反対の怒りの声を上げた。経産省の人たちに届いたろうか?(I・K)
控訴棄却判決の後も気持ちのいい報告集会(10/26)
ヘミング味岡(藤沢市)
そこに居住し続けるということには「自分の居場所を
決めた」の意味もあるから,自分の居場所がないからデ
モに行った若い頃とはちょっと異なる気分がはたらいて
いたのかも知れない。それが経産省テントが建ったとき
からの隠然たる支配的気分であったような気もする。
今回の高裁判決の後の集会もこの気分を引き継いでい
たせいか,負けた後でも集会は気持ちのいいものだった。
(みんな大人になっている。迷わないものね)
福島原発事故の被災者(心理的な,それ以上に思想的
あるいは政治的な)には本来東電社員や経産省職員も含
まれたはずだと思う。彼らがまともな感性を持った人間
だったならば,原発推進者側にいたことで,それなりに。
私だって彼らとほぼ同列の位置にいたわけだったし…
公平に見ようとするならば合理性はテントの側にあり,
経産省には受忍の義務がある。これほど自明なことはな
い。だから迷う余地はないのだった。以上感想まで。
【追伸】話変わって齢を取ると(取らなくても)いろい
ろ言われる「塩分は控えめに。禁煙。生活習慣を変えな
さい」それらへの反論は「なに?生活習慣こそ私のアイ
デンティティなのだよ」何よりも自由のために。
STOP 伊方原発再稼働! 11月1日(日)全国集会In松山
日時 11月1日(日)
12時30分集会スタート 14時30分デモ行進(16時終了予定)
場所 愛媛県松山市堀之内城山公園やすらぎひろば
主催 伊方原発を止める会
澤地久枝さんの新提案
7月18日13時に「アベ政治を許さない」というポスターを全国一斉に掲げる提案をされた澤地さんが、今度は毎月3日13時(1時)にあげることを新たに提案しています。誰でも、どこでも可能なことです。是非やりましょう。安倍政権は安保法案成立後、内閣改造をし、経済中心の政策への転換など目先を変えて安保法案に対する人々の怒りを避けようとしています。秋の臨時国会開催も逃げ回っています。その間にも辺野古埋め立てに着工するなど、強引な政治をすすめています。
また、安倍政治に迎合するように社会的団体(地方自治体や諸団体)では安倍政治への批判を自主規制という形で協力を進める動きがみられます。教育現場に対する「中立」の強制と迎合する動きもおなじです。身近な日常的な関係の場での、権力に対する協力体制を進めています。マスメディアの自主規制をはじめ社会的関係の場(企業・職場・役場・家庭)での権力批判を内部から規制する動きを強めているのです。これは権力側のすそ野を広げる動きであり、歴史的に伝統的に続けられてきた方法ですが、それを強めているのです。戦争体制への道都いってもいいのです。戦争をする国家権力や政治権力はそれを可能にする道をこんな風に作りあげてきたのです。社会的な、日常的な場で自由で発言することを自己抑制するような雰囲気(空気)を強めていくのです。社会的、日常的な場で権力への意思表示する人や行為を孤立させ、その恐怖を浸透させる動きです、これに抗して闘うことは大変の勇気のいることです。何よりも、孤立することの恐怖と闘うことが大変だかです。
僕らはこうした社会の動きを新聞等の片隅にのる報道などで知るのですが、その浸透は広範囲で相当のスピードであるとみています。澤地さんの提案はこうした動きに抗するものです。全国、誰でも、どこでも毎月3日に「アベ政治を許さない」という意思表示をするものです。このポスターをあらゆる箇所に張るのもそれに対応することです。公衆便所や電柱、啓示場など、どこでも見かけるように張りましょう。そして、これは孤立感を強いる動きに抗することであるのです。このポスターを見かけること、それを掲げる人に出会うことは大変うれしいことですし、勇気づけられもするのです。毎月3の日の13時からこれを掲げましょう。下に澤地さんの呼びかけを掲載します。(M)
アベ政治を許さない!!
同じポスターを全国一斉にかかげよう
11月3日(火・祝)午後1時きっかり
◆◆全国一斉行動 再開のお知らせ◆◆
7月18日午後1時の「掲げる会」にご協力ありがとうございました。
8月、9月と体調をくずしていましたが、政治のあまりのひどさに、また「アベ政治を許さない」を掲げようと思い、よびかけます。
再開第一回目の11月3日(火・文化の日・憲法公布記念日)私はこの日長野県阿智村の「満蒙開拓平和記念館」前に立ちます。(国会前には、有志が立ちます。)
そして、毎月3日午後1時にくりかえします。
それぞれの場で、おなじ抗議ポスターを、おなじ時間に掲げます。
現在の政治のありかたに対する、私たちのギリギリの意思表明です。
ファックスやネットでも広げてゆきましょう。
2015年10月 澤地久枝
11月1日(日)辺野古埋め立を許さない緊急デモ
14時新宿アルタ前集合 打ち合わせの後、デモ開始