<アジア記者クラブ・11月シンポジウム> マスメディアは生き残ることができるのか

■日時:2015年11月21日(土)17時30分~20時45分

■受付時間:17時15分~

■会場:専修大学・5号館・542教室/★要予約(定員100名)

(東京都千代田区神田神保町3-8/JR「水道橋」西口下車)/地下鉄半蔵門線・都

営三田線「神保町」下車/地下鉄東西線「九段下」下車

■主催:アジア記者クラブ(APC)

■協力:人文ジャーナリズム学科山田研究室

■資料代:非会員1500円/会員1000円/専修大生・専修大教職員無料

 

■青島顕さん(毎日新聞社会部記者)/金井辰樹さん(東京新聞政治部長)/徳山喜雄

さん(朝日新聞記事審査室幹事)

 

朝日新聞47万部減、読売新聞13万部減(15年8月ABC部数)を筆頭に、今年も新聞業界

全体の部数減に歯止めがかからない。各社が推し進めている電子版も紙版との購読年齢

層に大きな差異がなく、低落原因は購読手段ではなく、新聞の役割、信頼度の有無にあ

ると言えそうだ。

 

11月定例会は、安倍首相の友人、百田尚樹氏から潰したい新聞と名指しされた朝日、

毎日、東京の各紙から記者をパネリストとしてお招きし、新聞が生き残れるのかをテー

マにシンポジウム形式で開催します。

 

吉田調書報道や「従軍慰安婦」報道を朝日新聞が取り消した問題、安保法制に反対す

る一方でTPP支持を表明する矛盾はないのか、沖縄県紙の報道を歪んでいると捉えてい

る在京紙の記者が多いという指摘があるが本当なのか、原発回帰を許すのか、新聞本来

の役割を問い、信頼度を揺るがす問題について本音で語っていただきます。

 

 

青島顕 毎日新聞社1991年入社。西部本社整理部、佐賀支局、福岡総局、水戸支局

次長、内部監査室委員などを経て2011年から2回目の東京本社社会部勤務。重大少

年事件の精神鑑定、小泉・第1次安倍政権の事務所費など政治とカネ、シベリア抑留、

秘密保護法などを取材している。

 

金井辰樹 中日新聞社(東京新聞)1987年入社。浦和支局勤務を経て東京本社政治

部。自民党、野党、官邸記者クラブなどを担当。’99年から3年間、ワシントン特派

員(政治担当)として米国総局勤務。現在は政治部長。

 

徳山喜雄 1958年生まれ。朝日新聞社1984年入社。記事審査室幹事。写真部次

長、アエラ・フォトディクターなどを経て現職。ベルリンの壁崩壊など一連の東欧革命

やソ連邦の解体、中国、北朝鮮など主に旧共産圏を取材。デスクになった後はジャーナ

リズム論に力を入れる。著書に『安倍官邸と新聞―「二極化する報道」の危機』(集英

社新書)、『「朝日新聞」問題』(同)、『原爆と写真』(御茶の水書房)など。20

16年1月に『安倍妄言録――「政治・メディア・世論」の攻防』(仮題、平凡社新書

)を出版予定。

 

 

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