映画「ヤクザと憲法」と共謀罪
映画上映と制作関係者の会場トーク
プロデューサー 阿武野勝彦氏・監督 土方宏史氏
映画「ヤクザと憲法」は昨年公開されドキュメンタリー映画としては異例の大ヒットと
なった作品です。これまで数々のドキュメンタリー映画を手がけてきた東海テレビの製
作によるもので、昨年秋には阿武野プロデューサーと土方監督による著書『ヤクザと憲
法』(岩波書店)も刊行されました。映画は、ヤクザの日常に徹底的に密着したドキュ
メンタリーで、これまで知られていなかった彼らの生態があますところなく描かれてい
ます。まさにタブーに挑戦した映画で、萎縮と自主規制が蔓延しているテレビ界でここ
まで踏み込んだドキュメンタリーは特筆すべきです。今回はプロデューサーと監督をお
招きして、その製作の舞台裏を伺います。同時に今のテレビ界でこういう作品がなぜ生
まれにくくなっているのか、そういう現状についても議論します。今、政府が成立をも
くろんでいる共謀罪は表現の自由を大きく制限するものとして反対の声が広がっていま
すが、その共謀罪と表現の自由についても考えてみたいと思います。
★日時
17年4月19日(水)
18:15 ~ 開場
18:20 ~ トーク
18:50 ~ 上 映
★会場
文京区民センター3F
入場整理券1000円(映画&資料)
入場整理券のお申込み・問い合わせは下記へ
憲法と表現の自由を考える出版人懇談会