元TBS記者のレイプ疑惑、何が問題なのか
問われるべき旧態依然の性意識、官邸の関与
2017年8月30日(水)18時45分~21時
明治大学研究棟4階・第1会議室
ゲスト 太田啓子さん(弁護士)
元TBS記者の山口敬之氏への準強姦容疑の逮捕状執行が当日、突然停止
され、検察は不起訴処分。容疑者が「逮捕されなかった」という理由で報
道機関には無視され、被害者は泣き寝入り、闇に葬られようとした事件に
待ったがかかった。山口氏に意識を失った状態で強姦されたと被害を訴え
たフリージャーナリストの女性が5月29日、検察審査会に不服申し立てを
行い、司法クラブで実名で顔出し記者会見を行い、事件の経緯を告発した
からだ。
この事件で注視すべきは、性犯罪を厳罰化する刑法改正案が成立した今
も、性被害者の女性を救済する社会制度が欠落している実態を明らかにす
るだけでなく、山口氏が安倍首相の写真をカバーに使った『総理』の筆者
であるように、安倍首相に極めて近い人物で、逮捕状の執行停止を命じた
人物が菅義偉官房長官の秘書官を務めた信任厚い中村格・警視庁刑事部長
(当時)であったことから、様々な疑念を招いていることだ。
8月定例会は、ゲストに弁護士の太田啓子さんをお招きします。当日は、
女性が性被害を訴え出る困難さ、記者会見の服装について「シャツの胸が
あきすぎている」という理不尽な罵倒が噴出したことも含め、性暴力に対
する社会の不見識について、刑法性犯罪規定の運用実態も含めて太田さん
と一緒にこの事件について考えたいと思います。
★予約⇒お名前、所属、会員の有無、Eメール、電話番号を記載の上、
必ず2日前までにEメールでお申込み下さい。返信メールでの予約の
承認がないと参加できませんので注意願います
■会 場 明治大学研究棟4階・第1会議室(東京都千代田区神田駿河台1-1)
■交 通 JR・地下鉄「御茶ノ水」・都営線「神保町」下車
■資料代 ビジター1500円、会員1000円、
明大生・教職員無料(予約制)
■主 催 アジア記者クラブ(APC)
■連絡先 アジア記者クラブ(APC)
東京都千代田区三崎町2-6-2
ダイナミックビル5階 たんぽぽ舎気付
http://apc.cup.com/
E-mail:apc@cup.com
※最新の情報(変更・中止の場合があります)は、必ずHPでご確認ください。