容易に推測できることだが、アサド政権の不意打ち的な崩壊は西側の引き起こしたことだと主張したわけだ。確かにアサド政権の親子二代にわたる圧制も問題だったのだと一旦は公正な見方を示しながら結論はそこに行くのだ。しかし一体ロシア
本文を読むakiyoshiの執筆一覧
21世紀ノーベル文学賞作品を読む(5―上)歳末特別編
著者: 横田 喬ハン・ガンの『少年が来る』――深い悲しみに共感する感性 今年2024年度のノーベル文学賞に隣の韓国の女性作家ハン・ガンさん(54)が選ばれた。授賞理由は「歴史的なトラウマと対峙し、人間の生命の儚さを露呈させ
本文を読む相手が互いに悪ものに見える間柄 ――八ヶ岳山麓から(498)――
著者: 阿部治平中国の対日印象、急速に悪化 日本の民間非営利団体「言論NPO」と中国国際伝播集団は、12月2日両国で実施した共同世論調査の結果を発表した。この調査は20回目。10~11月、日本側が全国で1千人、中国側が北京や上海など1
本文を読む【12/14】オンライン討論会「安保3文書」から2年~現場とつながり戦争準備を止める
著者: 杉原浩司未曾有の大軍拡路線を定めた「安保3文書」の閣議決定からまもなく2年。軍事 費のGDP比2%への増額、敵基地攻撃能力の保有、殺傷武器の輸出解禁、琉球弧 (南西諸島)の軍事要塞化や「継戦能力」名目での弾薬庫増設、軍事演習の恒
本文を読む原発週報 2024.11.27~12.3 編集:漆原牧久
著者: 漆原牧久女川原発2号機の運転差し止め、二審も認めず 仙台高裁判決 2024年11月27日 14時34分 朝日新聞デジタル 東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)2号機の運転差し止めを求める訴訟の控訴審判決が27日、仙台高裁であ
本文を読む「ルネサンス」-「宗教改革」-「マキアヴェッリ」(4)
著者: 合澤 清都市の貧困に輪をかけた地方(農村)の貧しさ 歴史家が挙げるこの時代の特徴は、それまでの中世封建制社会(地方領主が中心になってその周辺に家臣団をまとめた群雄割拠の社会構成)が崩壊し、絶対主義(中央集権的に君主の至上権のもと
本文を読む転送: 韓国緊急情勢報告(李泳采)
著者: 李泳采みなさま 韓国の情勢がさらに緊迫化しています。NPAの皆さんにも連帯を呼びかけます。日本のメディアや政府にも声を上げてほしいですし、市民社会でも韓国の友人に連帯のメッセージを送ってほしいです。私のこの文書も、多くの方々に
本文を読む驚愕! 韓国の非常戒厳 韓国通信NO759
著者: 小原 紘12月3日、突如として尹大統領が非常戒厳令を宣言した。野党の反対を「内乱」と決めつける荒唐無稽な大統領の「乱心」は明らかだった。国会が直ちに解除を決議したため、大統領は6時間後に撤回せざるを得なくなった。 任期半ばで既に
本文を読む水俣病が映す近現代史(27)激動の1959年
著者: 葛西伸夫1959(昭和34)年。この年、水俣病事件は最激動の年となる。 前年から「なべ底不況」から脱し「岩戸景気」が始まっていた。 6月、高度経済成長の仕掛け人のひとりである池田勇人が通産大臣に就任する。 前年秋に皇太子の結婚が
本文を読む共産党兵庫県委員会幹部は、SNSを理由にして県知事選の壊滅的大敗の責任を回避することはできない、SNSが支配した兵庫県知事選挙(3)、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その44)
著者: 広原盛明兵庫県知事選をめぐる情勢は、選挙前よりもむしろ選挙後の方が加熱してきている。当選した斎藤知事のSNSを駆使した選挙運動が公職選挙法に違反するとして12月2日、斎藤知事と西宮市のPR会社社
本文を読む集会とデモの情報(12月9日~22日)
著者: 「原発通信」●集会・デモ/憲法9条改憲NO!ウィメンズアクション 時間: 18時 00分 ~ 19時 00分 場所:JR有楽町駅イトシア前 憲法9条改憲NO!ウィメンズアクション #憲法9条改憲NO #ウィメンズアクション #戦
本文を読む【ネット署名】深刻な原発事故を起こした東京電力による柏崎刈羽原発の再稼動を許すな
著者: 木村雅英東電の再稼動阻止を訴えるネット署名を開始しました。 脱原発を訴える沢山の方々に署名していただきたいです。 転送・拡散もお願いします。 【ネット署名の案内】 深刻な原発事故を起こした東京電力による柏崎刈羽原発の再稼動を許す
本文を読む【東西同時アクション】川崎重工は虐殺ドローン試験をやめろ!12.6抗議申入れへ
著者: 杉原浩司【東西同時アクション】川崎重工は虐殺ドローン試験をやめろ!12.6抗議申入れへ https://kojiskojis.hatenablog.com/entry/2024/12/04/213155 川崎重工は企業としての最
本文を読む■短信■ 日本被団協が「被爆者運動強化募金」を訴え ノーベル平和賞受賞を機に
著者: 「リベラル21」日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)は、今年度のノーベル平和賞を受賞したのを契機に被爆者運動を強化するための募金を一般市民に訴えています。 日本被団協によると、これまでは「核兵器廃絶」と「原爆被害」の2大要求を掲げ
本文を読む資本論を非経済学的に読む 1
著者: 山本耕一1. はじめに 『資本論』を非経済学的に読むという作業をこころみてみたい。『資本論』は、読んでいておもしろい本である。しかし、その内容は、けっしてやさしくはない。そこで、理解がゆきとどく範囲をすこしでもひろげようと解
本文を読むルネサンス研究所(2024年12月)定例研究会のお知らせ
著者: 中村勝己テーマ:これからの「ガン」の話をしよう 日 時:12月10日(火)18:30開始(3時間弱) 報告者:横山茂彦(作家・前『情況』編集長) 著書に『ガンになりにくい食生活 食品とガンの相関係数プロファイル』(鹿砦社)など多
本文を読むなにがこの子をそうさせたか ーー八ヶ岳山麓から(497)ーー
著者: 阿部治平私もいつ死んでもおかしくない年齢に達したので、終活なるものをはじめた。そうしたら、今から50年余り前の生徒の作文が出てきた。私が一時期、定時制高校の教員をしていたからである。その中に、現在しばしば起こる児童虐待に通じる
本文を読む水俣病が映す近現代史(26)水俣病事件の発生②
著者: 葛西伸夫水俣病事件をある程度俯瞰できる現在の我々から見ると、当時「現在進行中」の公害の認識というのは、信じられないほどに悠長で緩慢であるように見える。 昭和28年ころから、町の隅の海岸部で多発していた「奇病」は、3年経ってようや
本文を読む中・高年齢層は購入する商品の量を減らす 物価高騰への暮らしの対応が判明、生協連の調査で
著者: 岩垂 弘物価の高騰がすさまじい。市民はこれにどう対応しているのだろうか。こんな問題意識から日本生活協同組合連合会(日本生協連)が行った「2024年度 全国生協組合員意識調査」の報告書概要版がまとまった。有効回答数は5666人だ
本文を読む集会とデモの情報(12月3日~7日)
著者: 「原発通信」●集会・デモ/毎月3日13時 全国でスタンディング 時間: 13時 00分 ~ 場所:国会正門前&それぞれの地域、家庭、職場 毎月3日13時 全国でスタンディング 憲法をまもり戦争への道は歩かない 毎月3日13時 国
本文を読む韓国語から学ぶもの <その1> 韓国通信NO758
著者: 小原 紘友人たちと韓国語を学び始めたのは1977年。最近は少なくなったが、「どうして韓国語」と問われることが多かった。詩人の茨木のり子さんも答えることが煩わしかったのだろう。「隣の国だから」と答えていた。彼女は「韓国語の森」とい
本文を読む【開始】ネット署名:深刻な原発事故を起こした東京電力による柏崎刈羽原発の再稼動を許すな
著者: 木村雅英個人ネット署名、団体署名にご協力願います。 深刻な原発事故を起こした東京電力による柏崎刈羽原発の再稼動を許すな 3.11東電福島第一事故後13年半以上過ぎましたが福島は終わっていません。多数の方々の生活と生業と絆と健康を
本文を読む大賞に信濃毎日の「連載・鍬(くわ)を握る 満蒙開拓からの問い」 2024年度の平和・協同ジャーナリスト基金賞
著者: 岩垂 弘反核・平和、協同・連帯、人権擁護等を推進するための報道に寄与したジャーナリストらを顕彰する活動を続けている平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF。代表委員=ルポライターの鎌田慧、ジャーナリストの田畑光永の両氏ら)は11
本文を読む不可視の物神性~廣松渉没後30年に寄せて
著者: ブルマン!だよね資本論の例の商品の物神性について記述した一節(商品の物神的性格とその秘密)は価値形態論で貨幣の必然性を説いた節に後続しており、そこで商品の分析は神学的こごとや形而上学的小理屈にあふれている、商品は自分の頭で逆立ちしその頭
本文を読む11/30 あらかぶ裁判提訴8年報告集会
著者: あらかぶさんを支える会あらかぶさんを支える会のなすびです。 福島第一原発の収束・廃炉作業で被ばくし、白血病の労災認定を受けたあらかぶさんが、東電・九電を相手に損害賠償裁判に立ち上がって8年になりました。裁判はまだこれからが佳境という段階です
本文を読む貧しくても希望がありさえすれば、無差別殺傷事件は起こらない ――八ヶ岳山麓から(496)――
著者: 阿部治平信濃毎日新聞(信毎、11月24日)は社説で「締め付けで再発は防げぬーー中国の凶悪事件」として中国で続く無差別殺傷事件に関する論説を掲げた。社説はこういう。 「(連続無差別殺傷事件は)景気低迷で生活苦や閉塞感が強まり、
本文を読む果たせなかった32年目の再会 反核一人芝居の声優・堀絢子さんが急死
著者: 岩垂 弘11月26日(火)午前1時すぎ、朝日新聞DIGITALをインターネットで見ていたら、短い記事に目が止まった。そこには、「俳優・声優の堀絢子さんが18日に老衰で死去、89歳。被爆翌日の広島が舞台の一人芝居『朝ちゃん』の脚本
本文を読むドイツ通信第210号 ドイツの3つの州選挙とアメリカ大統領選挙に共通する問題点(3)
著者: T・K生9月22日のブランデンブルク州選挙(注)は、他の2州と同様の傾向を示し、その後の政権成立に向けた交渉経過をこの2か月間近く追っていました。 (注) SPD30.9%(前回2019年26.2) AfD29.2%(23.5)
本文を読む水俣病が映す近現代史(25)水俣病事件の発生①
著者: 葛西伸夫このシリーズは水俣病事件を通して見えてくる近現代史を記述する試みで、これまで水俣病をマクロの視点で見てきたが、水俣病の発生についてはいわば「焦点」にあたる部分で、ここだけはミクロアプローチとなる。発生から激動期までを時系
本文を読む前知事選比「6割」の大量得票を失った共産党兵庫県委員会幹部は責任(辞任)を取らないのか、SNSが支配した兵庫県知事選挙(2)、 共産党はいま存亡の岐路に立っている(その43)
著者: 広原盛明SNS情報が乱れ飛んだ兵庫県知事選挙が終わった。しかし、その後も選挙中の報道のあり方についての記事や論評が相次いでいる。マスメディアが「中立」的報道に終始して論点を掘り下げなかったことが、斎藤陣営に加担するグループによ
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