テーマ:再び「戦後史学と社会運動史」をめぐって 日時:3月17日15:00~18:00(14:30開場) 場所:東洋大学白山キャンパス 6号館6207教室 報告:小田中直樹「戦後史学と社会運動史・再考」 コメンテータ:藤
本文を読むISHIZUKAの執筆一覧
3.16公開講座:「文化と歴史」
著者: 石塚正英東洋大学人間科学総合研究所公開セミナーの案内 テーマ:文化と歴史 日時:3月16日13:00~17:00(12:00開場) 主催:東洋大学人間科学総合研究所プロジェクト 報告:山本秀行「ドイツのナショナルアイデンティティ
本文を読むフランス革命後のドイツ社会思想――フォルスター・ヘルダー・フィヒテ・カント・ノヴァーリス(1)
著者: 二本柳 隆(石塚正英編)編集者はしがき 本書は、社会思想研究者にして(元)原学園苫小牧中央高等学校教諭の二本柳隆氏(1948~2000)がフランス革命200周年を意識して完成させ、1988年に編集者に出版を託した原稿である。しかし、種々の事情
本文を読む哲学ファンタジーが反響を呼ぶ―大学講義のあいまに(1)
著者: やすい・ゆたか学力低下が深刻になり、倫理学や哲学の講義も旧態依然の概論的な講義では、内容を理解させ、集中させるのは極めて困難になってきている。そこでファンタジーやミステリーなどの文学形式にすることによって、臨場感を持たせ身近に感じやす
本文を読む吾れ死なば焼くな埋むな野に晒せ
著者: 石塚正英平安時代の女流歌人にして「六歌仙」にも「三十六歌仙」にも含まれる小野小町は、生没年も生没地も不詳であるといわれます。けれども、平安前期に東北地方の日本海側に生まれたという節が有力です。同時代の肖像画もないので素顔はわか
本文を読む汝の頬を当てよ、わらわはここにキスしたり
著者: 石塚正英旧約聖書によれば、この世は神の言葉によって始まります。「光あれ!こうして光があった」という具合です。でも、この言葉はコミュニケーションとしてあるのではなく、たんに存在の確定としてあるのです。そんな言葉は絶対に電話できな
本文を読むビスマルクの肉声
著者: 石塚正英エジソンの蓄音機のロウ管に、74歳当時のビスマルクの肉声が録音されていたとのこと。ビスマルクは女性的な声だったと伝えられてきたが、その通りだったとのこと。息子への伝言「何事もほどほどに節度を持って生きなさい。仕事も飲み食
本文を読む音と音楽――その面白くて不思議なもの(8)
著者: 野沢敏治・石塚正英第8回 葬送曲について >往< 野沢敏治さんへ 石塚正英から きょうは葬送曲について語りましょう。このジャンルですと、私は真っ先にベートーヴェン「英雄」第2楽章を思い浮かべます。高校時代にクラシック愛好会をやってい
本文を読む書評:中澤英雄『カフカとキルケゴール』(オンブック、2006)――驚異のカフカ解読
著者: 宇井 宙つい1カ月余り前にミラン・クンデラの『裏切られた遺言』を読み、内心これは画期的なカフカ論ではないかと感銘を受け、それに触発されて2つの雑文を書いた(「カフカの「遺言」について」2012年1月7日、「カフカの読まれ方」2
本文を読む音と音楽――その面白くて不思議なもの(7)
著者: 野沢敏治・石塚正英第7回 行進曲について >往< 石塚正英さんへ 野沢敏治から 春の来る前に想い出すこと 新年に入って陽ざしは着実に明るくなっています。春になると聞こえてくる音、それは小学校の運動会のざわめきです。心が浮き
本文を読む<近代の超克>論を刺戟する交換論―清家竜介著『交換と主体化』(御茶の水書房、2011年刊)書評
著者: 石塚正英1.問題の所在 社会において交換が成立するには、交換主体のほか、必ず媒体が必要である。それは、先史社会や野生社会ではフェティシュなど聖なる存在であり、有史社会や文明社会では貨幣である。貨幣が用いられず何の媒体も介在しない
本文を読むカフカの「遺言」について
著者: 宇井 宙(ういひろし)薄れていくKの目に二人の紳士が、自分のつい鼻先で頬と頬をくっつけ、結果をじっと見守っているのが見えた。「犬のようだ!」と、Kは言った。恥辱だけが生きのびるような気がした。――フランツ・カフカ「審判」(池内紀訳) 池
本文を読む言葉が腐食する国で
著者: 宇井 宙今日(12月25日)の東京新聞読書欄は「2011私の3冊」というテーマで、28人の評者が今年印象に残った3冊の本を挙げ、寸評を書いている。中には同じ本も取り上げられているから、全体では80冊ほどの本が紹介されていることに
本文を読むメチエとアート
著者: 石塚正英きのう(20111217)、ある講演で江戸職人の「アート」(技術)と「メチエ」(職人技)について興味深い話を聞きました。それによると、職人の世界では、アートとメチエは切っても切り離せないものでした。アートは目に見える技で
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