正治安岡の執筆一覧

マイナンバー 知らせて危険。知らせられるともっと危険。

著者: 澤藤統一郎

年末から年初にかけて確定申告のための支払い調書(源泉徴収の票)が届いた。 今までにないこととして、事前に「調書作成のためにマイナンバーをご連絡ください」とする問合せが何件かあった。そのいずれの問合せにも、「マイナンバー記

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「瑞穂の國記念小學院」入学予定の生徒と父母の皆さまへ

著者: 澤藤統一郎

よい子のみなさん、お集まりなさい。お父さまお母さま方も、ご参列ください。 さあ、まずは天皇陛下のいらっしゃる宮城に向かって、みんなで遙拝しましょうね。それから、いつものとおり教育勅語を唱えて、「君が代」と「海ゆかば」を合

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「ナンチャッテ大統領」(so-called President)の裁判官攻撃

著者: 澤藤統一郎

権力は有用なものだが、同時にこの上なく危険なものでもある。権力の暴走を許さぬために、法の支配の大原則があり、権力の分立がある。 「法の支配」確立の歴史ににおいては、イングランドの法律家エドワード・コーク(コークは、クック

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「一般的意味での戦闘」も「法的意味では平和」である。

著者: 澤藤統一郎

複数のメディアやジャーナリストから情報開示請求のございました「南スーダン PKO陸自部隊日報」の件。廃棄済みで不存在として、昨年12月いずれも不開示決定をしたところでございます。当該資料は、飽くまでも法的意味において廃棄

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《嘘を平気で言う。ばれても恥じない》ー「橋下徹対野田正彰」訴訟 判決紹介

著者: 澤藤統一郎

本年(2017年)2月1日付の、「橋下徹」対「新潮社・野田正彰」損害賠償請求事件、上告審の決定書を入手した。橋下から、新潮・野田医師に対する上告を棄却するとともに、上告受理申立も不受理とする三行半の決定。 その原判決が、

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「自衛の名による戦争」も、「自衛のための兵器開発研究」も許さない

著者: 澤藤統一郎

「2・4 軍学共同反対・大学の危機突破 学術会議まえ大要請行動」にお集まりの皆さま、そして、本日の学術会議主催フォーラム「安全保障と学術の関係」にご参加の研究者の皆さま、少しの時間耳をお貸しください。 本日の要請行動の主

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「DHC」「DHCシアター」「東京MXテレビ」そして「長谷川幸洋」に、『デマ』と『ヘイト』の刻印をーDHCスラップ訴訟を許さない第100弾

著者: 澤藤統一郎

本日(2月2日)の東京新聞1面に、「『ニュース女子』問題 深く反省」と、社としての謝罪記事が出ている。いささか遅きに失した感は否めないが、さすがに東京新聞。誠実に詫びるべきを詫びている。 記事には、「論説主幹・深田実が答

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アベノミクス=アベノポリティクスの吉報と凶報――自殺者大減と経産省前「放火」高札

著者: 岩田昌征

平成27年・2015年12月23日の「ちきゅう座」「評論・紹介・意見」欄に「朗報・自殺者減はアベノミクスの効果か?」を書いた。今回は「朗報」と言うより「吉報」かも知れない。 1月20日(金)の東京新聞夕刊によれば、「自殺

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大統領令拒否のイェーツの良心と、「日の丸・君が代強制」を拒否する教師の良心と。

著者: 澤藤統一郎

サリー・クイリアン・イェーツ。オバマが任命し、トランプが解任したアメリカの司法副長官である。一昨日までは、まったく知らなかったその人が、昨日から今日(1月31日)にかけて、世界の注目を浴びる存在となった。 この人は、弁護

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【要申込】宇都宮けんじと行く!東京現場ツアー 第1回「羽田空港増便 騒音・落下問題」のご案内

著者: 紅林進

────────────────────────────────────── ─────────────────────── 【要申込】宇都宮けんじと行く!東京現場ツアー 第1回「羽田空港増便 騒音・落 下物問題」のご案

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「でんでんアベ君」 私も国民も恥ずかしい。

著者: 澤藤統一郎

アベ君。私は恥ずかしい。 キミに国語を教えた云々は、以前にも申しあげた。いつ、どこで師弟関係にあったか云々は野暮の骨頂。「昔々あるところ」云々で十分なことだ。その昔々以来、キミの言語能力に進歩はない。むしろ、退歩云々が取

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パク・ウォンスンソウル市長が進める労働政策の新たな挑戦「ソウルを変える!人間らしい生活」特別公開講座のお知らせ

著者: 紅林進

<パク・ウォンスンソウル市長が進める労働政策の新たな挑戦「ソウルを変える!人 間らしい生活」 特別公開講座のお知らせ>   ソウル市は、パク・ウォンスン市長が1期目で、公共部門の非正規労働者の正規職化 を実施し

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「ヘイト・デマ ニュース番組」の元凶・DHCとの闘いにさらなるご支援をー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第99弾

著者: 澤藤統一郎

よく晴れた、暖かい土曜日の午後。DHCスラップ訴訟勝利報告集会にご参集いただき、ありがとうございます。 本日講演いただいた田島泰彦先生、弁護団の皆さま、貴重な発言をいただいた皆さま、そしてこれまでのご支援をいただいた皆さ

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DHC吉田への逆風のさなかに「勝利報告集会」ー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第98弾

著者: 澤藤統一郎

タイミングよく、DHCと吉田嘉明に対する世の批判の風が強く吹く中で、明後日(1月26日・土曜日)の午後、「DHCスラップ訴訟勝利報告集会」が行われる。 その集会の目玉は二つある。 一つ目は、田島泰彦上智大学教授(メディア

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「変えよう選挙制度の会」2月定例会「みんなで選挙市民審議会の中間答申を読んでみよう!」

著者: 紅林進

  「変えよう選挙制度の会」2月定例会 テーマ:みんなで選挙市民審議会の中間答申を読んでみよう! (解説と意見交換 田中久雄さん) ※「選挙市民審議会」については下記サイトを参照してください。 https://

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スパイにされた姉 戦時下カトリック弾圧―「共謀罪」の本質が見える

著者: 澤藤統一郎

本日(1月24日)の衆議院本会議。代表質問で、志位共産党委員長が、今国会に提出予定とされる、共謀罪新設法案についてアベ首相を問いただした。正確には、組織犯罪処罰法の改正案。 既に「共謀罪」は手垢にまみれている。3度の廃案

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スラップを受任する弁護士の責任を問うー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第97弾

著者: 澤藤統一郎

DHC・吉田に対する反撃の訴訟に、共同不法行為者として、原告代理人として訴訟を担当した弁護士も被告にするかどうか。まだ結論に至っていない。考え方は、次のようなものだ。 専門家責任という成熟しつつある法律用語がある。専門家

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トランプの就任に際して、大統領罷免制度を確認しておこう

著者: 澤藤統一郎

現地時間の1月20日、米国でトランプ新大統領が就任した。就任記念式典に参集した群衆は少なく盛り上がりに欠け、一方、異例の大統領就任抗議の大集会は各地で大きな盛りあがりを見せたようだ。 なんとも奇妙な悪夢を見ている心もち。

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