正治安岡の執筆一覧

卒業式直前・五者(原告団・元原告団)総決起集会で

著者: 澤藤統一郎

弁護団の澤藤です。お集まりの皆さまに、冒頭のご挨拶を申しあげます。 本日はやや冷えておりますが、確実に春が近づいています。春は万物にとっての希望の季節。とりわけ学校にとっては、若者たちの巣立ちを祝い、また新しい生徒たちを

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「アメリカ・ファースト」ではなく、「トランプ・ファースト」「金儲け・ファースト」だろう。

著者: 澤藤統一郎

トランプの長女がイバンカ。そのイバンカが手がけるファッションのブランド名が、「イバンカ・トランプ」だという。「イバンカ・トランプ」は、人気が低迷して売れ行きが悪くなった。大手百貨店が売り上げ3割減の不振を理由に「イバンカ

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象徴天皇制のあり方について、横田耕一(九州大学名誉教授)の原則論

著者: 澤藤統一郎

天皇(明仁)の生前退位希望発言をきっかけに、象徴天皇制のあり方をめぐる議論が活発化している。しかし、その活発化した議論は未整理のまま昏迷しており、幾つかの「ねじれ」さえある。泥縄的に天皇の生前退位を認める法整備が急がれて

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アベとトランプ この朝貢外交に無批判であってよいのか

著者: 澤藤統一郎

古代、中国の周辺諸国は皇帝に朝貢することで臣属の意を表した。進貢とこれを上回る恩賜があって、朝貢貿易が成立したという。周辺各国の安全保障と経済とは、この時代から超大国との関係に律せられていたのだ。 江戸時代、武家諸法度に

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マイナンバー 知らせて危険。知らせられるともっと危険。

著者: 澤藤統一郎

年末から年初にかけて確定申告のための支払い調書(源泉徴収の票)が届いた。 今までにないこととして、事前に「調書作成のためにマイナンバーをご連絡ください」とする問合せが何件かあった。そのいずれの問合せにも、「マイナンバー記

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「瑞穂の國記念小學院」入学予定の生徒と父母の皆さまへ

著者: 澤藤統一郎

よい子のみなさん、お集まりなさい。お父さまお母さま方も、ご参列ください。 さあ、まずは天皇陛下のいらっしゃる宮城に向かって、みんなで遙拝しましょうね。それから、いつものとおり教育勅語を唱えて、「君が代」と「海ゆかば」を合

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「ナンチャッテ大統領」(so-called President)の裁判官攻撃

著者: 澤藤統一郎

権力は有用なものだが、同時にこの上なく危険なものでもある。権力の暴走を許さぬために、法の支配の大原則があり、権力の分立がある。 「法の支配」確立の歴史ににおいては、イングランドの法律家エドワード・コーク(コークは、クック

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「一般的意味での戦闘」も「法的意味では平和」である。

著者: 澤藤統一郎

複数のメディアやジャーナリストから情報開示請求のございました「南スーダン PKO陸自部隊日報」の件。廃棄済みで不存在として、昨年12月いずれも不開示決定をしたところでございます。当該資料は、飽くまでも法的意味において廃棄

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《嘘を平気で言う。ばれても恥じない》ー「橋下徹対野田正彰」訴訟 判決紹介

著者: 澤藤統一郎

本年(2017年)2月1日付の、「橋下徹」対「新潮社・野田正彰」損害賠償請求事件、上告審の決定書を入手した。橋下から、新潮・野田医師に対する上告を棄却するとともに、上告受理申立も不受理とする三行半の決定。 その原判決が、

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「自衛の名による戦争」も、「自衛のための兵器開発研究」も許さない

著者: 澤藤統一郎

「2・4 軍学共同反対・大学の危機突破 学術会議まえ大要請行動」にお集まりの皆さま、そして、本日の学術会議主催フォーラム「安全保障と学術の関係」にご参加の研究者の皆さま、少しの時間耳をお貸しください。 本日の要請行動の主

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「DHC」「DHCシアター」「東京MXテレビ」そして「長谷川幸洋」に、『デマ』と『ヘイト』の刻印をーDHCスラップ訴訟を許さない第100弾

著者: 澤藤統一郎

本日(2月2日)の東京新聞1面に、「『ニュース女子』問題 深く反省」と、社としての謝罪記事が出ている。いささか遅きに失した感は否めないが、さすがに東京新聞。誠実に詫びるべきを詫びている。 記事には、「論説主幹・深田実が答

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アベノミクス=アベノポリティクスの吉報と凶報――自殺者大減と経産省前「放火」高札

著者: 岩田昌征

平成27年・2015年12月23日の「ちきゅう座」「評論・紹介・意見」欄に「朗報・自殺者減はアベノミクスの効果か?」を書いた。今回は「朗報」と言うより「吉報」かも知れない。 1月20日(金)の東京新聞夕刊によれば、「自殺

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大統領令拒否のイェーツの良心と、「日の丸・君が代強制」を拒否する教師の良心と。

著者: 澤藤統一郎

サリー・クイリアン・イェーツ。オバマが任命し、トランプが解任したアメリカの司法副長官である。一昨日までは、まったく知らなかったその人が、昨日から今日(1月31日)にかけて、世界の注目を浴びる存在となった。 この人は、弁護

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【要申込】宇都宮けんじと行く!東京現場ツアー 第1回「羽田空港増便 騒音・落下問題」のご案内

著者: 紅林進

────────────────────────────────────── ─────────────────────── 【要申込】宇都宮けんじと行く!東京現場ツアー 第1回「羽田空港増便 騒音・落 下物問題」のご案

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「でんでんアベ君」 私も国民も恥ずかしい。

著者: 澤藤統一郎

アベ君。私は恥ずかしい。 キミに国語を教えた云々は、以前にも申しあげた。いつ、どこで師弟関係にあったか云々は野暮の骨頂。「昔々あるところ」云々で十分なことだ。その昔々以来、キミの言語能力に進歩はない。むしろ、退歩云々が取

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パク・ウォンスンソウル市長が進める労働政策の新たな挑戦「ソウルを変える!人間らしい生活」特別公開講座のお知らせ

著者: 紅林進

<パク・ウォンスンソウル市長が進める労働政策の新たな挑戦「ソウルを変える!人 間らしい生活」 特別公開講座のお知らせ>   ソウル市は、パク・ウォンスン市長が1期目で、公共部門の非正規労働者の正規職化 を実施し

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「ヘイト・デマ ニュース番組」の元凶・DHCとの闘いにさらなるご支援をー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第99弾

著者: 澤藤統一郎

よく晴れた、暖かい土曜日の午後。DHCスラップ訴訟勝利報告集会にご参集いただき、ありがとうございます。 本日講演いただいた田島泰彦先生、弁護団の皆さま、貴重な発言をいただいた皆さま、そしてこれまでのご支援をいただいた皆さ

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DHC吉田への逆風のさなかに「勝利報告集会」ー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第98弾

著者: 澤藤統一郎

タイミングよく、DHCと吉田嘉明に対する世の批判の風が強く吹く中で、明後日(1月26日・土曜日)の午後、「DHCスラップ訴訟勝利報告集会」が行われる。 その集会の目玉は二つある。 一つ目は、田島泰彦上智大学教授(メディア

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