正治安岡の執筆一覧

最高裁がどう断じても、民意は辺野古新基地を作らせない。

著者: 澤藤統一郎

本日(12月12日)沖縄タイムスと琉球新報が、ともに号外を発行した。ほぼ同じ大見出し。「辺野古 県敗訴へ」「最高裁 弁論開かず」「20日上告審判決」「高裁判決確定」というもの。 記事の内容は「名護市辺野古の新基地建設を巡

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「投資を呼び込み雇用を創出するため」という賭博解禁法案の立法理由

著者: 澤藤統一郎

アベ・シンゾーでございます。何をやっても国民の怒りが政権批判に向かない、この不思議な国の内閣ソーリ大臣で、ご存じのとおり立法府のチョーでもございます。賭博解禁法案について、ワタクシの忌憚のないところをご披露申しあげます。

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韓国における大統領疑惑と民主化運動のダイナミズムー李京柱・仁荷大学教授報告

著者: 澤藤統一郎

本日(12月9日)韓国国会は、朴槿恵大統領の弾劾訴追案を、賛成234票、反対56票で可決した。今後、憲法裁判所の審判で「職務上の重大な違憲違法がある」と認定されれば弾劾が決まって大統領は失職し、60日以内に大統領選が行わ

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戦争の原因と責任から目をそらしてはならない

著者: 澤藤統一郎

12月8日。再びの戦争を起こさない決意を確認すべき日。そのためには、戦争に至る歴史を振り返って、戦争の原因を再確認しなければならない。いま、あの大戦の前と同様の危険な動きはないだろうか。悪夢の歴史を繰り返す徴候はないだろ

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「天皇の胸中を重いものとして受けとめるべきだ」とする投書への違和感

著者: 澤藤統一郎

千葉県船橋市の男性(72)会社顧問のNさんに申しあげます。 本日(12月7日)の毎日新聞「みんなの広場」欄に、あなたの「専門家の意見に違和感」という投書が掲載されており、興味深く拝読いたしました。 あなたは、天皇退位に関

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師走の街角で、平和憲法の擁護を訴える。

著者: 澤藤統一郎

恒例の「本郷湯島九条の会」の街頭宣伝活動です。是非、しばらくの時間耳をお貸しください。風は吹いていますが、好天に恵まれたまずまずの師走の入りです。75年前の今日、12月6日も、きっとこんな日だったと思います。 当時、中国

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自民応援団の読売さえも憂うる「カジノ解禁法案」強行

著者: 澤藤統一郎

読売と言えば、正力松太郎以来戦後の保守陣営を支えてきた政権御用達メディアと言って差し支えなかろう。政治的な対決テーマでは、常に政権の側に立って保守与党の側を支持し、野党を批判し続けてきた。いち早く、「読売新聞社・憲法改正

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維新の、おまえも相当のワルよのう。いや、自民の親分ほどではおまへん。

著者: 澤藤統一郎

自民の親分。目出度いことでおますな。いよいよ、ワイら極道の時代の幕開けやおまへんか。 おう。維新の代貸しか。まだ、はしゃぐのは早い。世間の目は冷たいぞ。もう少し、目立たぬようにしておかんと、世論という化け物に足をすくわれ

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アメリカ国民には、星条旗を焼却する「表現の自由」の保障がある。

著者: 澤藤統一郎

一昨日(11月30日)の、【ワシントン=時事】配信記事が目を引く。 「トランプ次期米大統領は29日、国旗を燃やす抗議行動に対し、市民権剥奪か禁錮を刑罰として科すべきだという考えを示した。米国では党派を問わず、憲法で保障さ

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「変えよう選挙制度の会」12月例会(テーマ:一年を振り返って、印象に残る選挙は何ですか?)

著者: 紅林進

「変えよう選挙制度の会」12月例会   テーマ:一年を振り返って、印象に残る選挙は何ですか? 参議院選挙、都知事・新潟県知事、鹿児島県知事選挙、アメリカ大統領選挙 など (参加者の皆さんとリレー・トーク) &n

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月とスッポン、ドイツと日本。ー過去と向き合う姿勢について

著者: 澤藤統一郎

11月26日土曜日の夕刻、石田勇治講演を聴講した。「ナチ時代から現代のドイツへー過去と向き合うことの難しさ」という壮大なタイトル。この集会の主催は、「声をあげる市民の会」。君が代処分と闘っている渡辺厚子さんを支援する市民

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トランプ外交の不透明性に世界的な不安拡大-それにしてもお粗末な安倍(日本)外交

著者: 合澤清

1.トランプ勝利の選挙結果をどう見るか? 徐々にトランプ新政権の人事が固まり、それにつれて彼の今後の方向性も見えつつあるように思える。だがしかし、彼にとってもそう簡単に思い通りには進まないのではないのか。何故なら、国内的

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塩川喜信先達のインタビューを読みて――ポーランド「連帯」の要めに――

著者: 岩田昌征

11月27日(土)、立正大学で開かれたある研究会で、参加していたある人から小冊子『インタビュー 戦争と激動の20世紀を生きて 塩川喜信』(インタビューは2007年に行われた。)をいただいた。10月29日に明治大学研究棟で

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私は被告業から足を洗ったばかりだが、間もなく原告業を始めることになりそうだ。ー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第90弾

著者: 澤藤統一郎

本日は、久しぶりのDHCスラップ訴訟弁護団会議。幾つかの議題に議論の花が咲いた。せっかくの弁護団を解散するのはまことに惜しい。それだけの理由ではないが、今度は私が原告となってDHC・吉田嘉明氏(以下敬称略)を被告とする損

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トランプ・橋下、そしてアベ。蔓延するポピュリズムの構造。

著者: 澤藤統一郎

トランプ・橋下、そしてアベ。蔓延するポピュリズムの構造。 昨日(11月26日)の毎日「メディア時評」欄に元朝日新聞記者・稲垣えみ子が「負けたのは誰なのか」と題して寄稿している。明晰で示唆に富む優れた時評となっている。結論

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アメリカ永久革命のジーン・シャープ博士指南書

著者: 岩田昌征

「ちきゅう座」で何回かアメリカ大使W.モンゴメリーの著書『歓呼が静まる時』を紹介した。 彼は、2000年中半、ユーゴスラヴィア(当時セルビアとモンテネグロの連邦国家)のセルビア大統領ミロシェヴィチの「独裁」体制を打倒する

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「国旗に一礼しない村長」に敬意を払いつつ、上原公子元国立市長擁護のご意見に異議を申し述べます。

著者: 澤藤統一郎

曽我逸郎様。 長野県・中川村村長としての貴兄のご活躍に、心からの敬意を表します。 貴兄は、「国旗に一礼しない村長」として話題になったというだけでなく、日本国憲法について、民主主義のあり方について、平和について、核や原発に

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ここまで来た「表現の自由」の危機。右翼暴力と警察権力との癒着を批判しなければならない。ー東京新聞「天皇制反対デモを右翼が襲撃」報道紹介

著者: 澤藤統一郎

昨日(11月23日)の東京新聞「こちら特報部」欄。見過ごしてはならない重い内容の記事となっている。是非とも拡散したい。多くの人に読んでいただき、この国が歴史的にどんな位置にあるかについて考えていただきたい。このような貴重

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宇都宮けんじ弁護団長と7人の弁護団による「供託金違憲訴訟」第2回裁判(@東京地裁&報告会)

著者: 紅林進

宇都宮けんじ弁護団長と7人の弁護団による「供託金違憲訴訟」第2回裁判(@東京地 裁)&報告会   国会議員選挙に立候補するためには、選挙区で300万円、比例区で600万円の 「選挙供託金」の提出が必要で、しかも

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被侵略国の被害者の立場で戦争を見つめなおすという試み

著者: 澤藤統一郎

晩秋。雲の厚い陰鬱な勤労感謝の日である。晴天に恵まれた文化の日に神保町の「神田古本まつり」の露店で購入した本をひろげている。「神聖国家日本とアジアー占領下の反日の原像」(鈴木静夫・横山真佳編著、勁草書房1984年8月の刊

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「鶴も鳴かずば撃たれまいに」ー鶴保庸介「政治とカネ」疑惑を撃つ

著者: 澤藤統一郎

毎日新聞の社会面トップが、11月20日、21日、そして本日(22日)と3日連続で、鶴保庸介の「政治とカネ」疑惑を報道している。「土人発言擁護」のあの鶴保、スピード違反検挙歴2回のあの鶴保、そして女性スキャンダルで信じがた

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