カルチャーの執筆一覧

ふたたびの沖縄、慰霊の日の摩文仁へ(8)普天間基地周辺

著者: 内野光子:歌人

嘉数の戦跡 1945年4月1日、比謝川の河口あたりにまず上陸してきた米軍が、嘉数の日本軍への攻撃を始め、戦闘となったのが、諸説があるようなのだが、4月6~7日から4月24日までと言われ、沖縄戦の中でも激戦地の一つとなった

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ふたたびの沖縄、慰霊の日の摩文仁へ(7)伊江島4

著者: 内野光子:歌人

伊江島での滞在時間は4時間半、タクシーには3時間弱乗っていたことになる。記録にとどめたいことはたくさんあったように思ったが、メモや記憶が追い付かない年齢となったか。 芳魂の塔・公益質屋跡 つぎに車を停めたのが、「芳魂之塔

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ふたたびの沖縄、慰霊の日の摩文仁へ(6)伊江島3

著者: 内野光子:歌人

城(グスク)山、中腹の天皇の歌碑 つぎに向かったのは、城山である。途中、「基地の滑走路が見えるところはあるんですか」と尋ねると、運転手さんは「そうだった、過ぎてしまった、戻ります か」とのことだった。時間も気になるところ

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ふたたびの沖縄、慰霊の日の摩文仁へ(5)伊江島2

著者: 内野光子:歌人

団結小屋 村 営のバス路線があるらしい。北上すると西崎区公民館を経て団結小屋のバス停を入ったところで下車。そこには、いかにも頑丈そうな小屋があった。もちろん今 は無人で、外壁には、大きな文字で、伊江島の土地を守る会、そし

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ふたたびの沖縄、慰霊の日の摩文仁へ(4)伊江島1 伊江島へ

著者: 内野光子:歌人

  今回の沖縄行きの目的の一つに、伊江島行きがあった。島に渡ったのが、慰霊の日の二日前だった。。 那 覇から高速バスで北上、明日訪ねるつもりの嘉数が意外と近い。途中で満席となり、多くの乗客が取り残されたはずであ

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ふたたびの沖縄、慰霊の日の摩文仁へ(3)波の上宮の天皇の歌碑

著者: 内野光子:歌人

対馬丸記念館から旭ヶ丘公園を抜けると波の上宮の大鳥居に出る。米軍の戦火で全滅したが、この大鳥居だけが残ったという。 こ こには、昭和天皇と明治天皇の歌碑があるはずである。参道の短い階段を上がると直ぐ左手に、「折口信夫(釈

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ふたたびの沖縄、慰霊の日の摩文仁へ(2)「対馬丸記念館」~なぜ助けられなかったのか

著者: 内野光子:歌人

不 屈館から、数分のところに対馬丸記念館はある。これまで、太平洋戦争末期、沖縄から本土に疎開する多くの学童が乗っていた対馬丸がアメリカの潜水艦に撃沈 され、多くの犠牲者を出したこと、遭難当初、箝口令が布かれ、多くの謎が残

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ふたたびの沖縄、慰霊の日の摩文仁へ(1)「不屈館」~「弾圧は抵抗を呼ぶ 抵抗は友を呼ぶ

著者: 内野光子

那覇空港は自衛隊と共用である ゆいレール、出発進行 那覇空港から市内のホテルまでは、例のゆいレールで向かった。荷物を置いて街に出た。夕方というのにともかく日差しが強い。地図を見ながら、県庁前のバス停で待っていると、「どち

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お江戸舟遊び瓦版 434号 葛飾区コミュニティガーデンによる花とみどりに彩られたまちづくりの推進

著者: 中瀬 勝義

お江戸舟遊び瓦版 434号 を送信させて頂きます。 葛飾区コミュニティガーデンによる 花とみどりに彩られたまちづくりの推進 NPO日本国際ボランティアセンター会員総会 この5年がミライを決める!JVC中期目標を考える に

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【新刊案内】新藤榮一・木村朗編 『沖縄自立と東アジア共同体』(花伝社)

著者: ピースフィロソフィー

新藤榮一・木村朗編新刊『沖縄自立と東アジア共同体』(花伝社)が出ました。 出版社の広報より― “沖縄”に光をあてる! 琉球・沖縄からの視座 鳩山民主党政権以後に高まった、沖縄の自立・独立を求める動

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