エマニュエル・マクロンが大統領になり、ルーブル広場でお祝いする。フランス人は
この言語に絶する選挙戦がついに終わったことを知るのである。ヨーロッパのために
ナショナリズムには反対である。マクロンはフランスの選挙ではっきりと勝利した。
殆どのフランス人のために、彼はまあ悪くはなかった。
昨日に続き当然ながらドイツではマクロンは大歓迎である。今回の選挙をフランス人
以上に心配していたのはドイツ人だったかもしれない。しかし、前途多難だと思うの
は日本人である私たちだけであろうか?EUの未来を含めて、上手く行くという展望が
見えてこない。北朝鮮との裏交渉を探り始めたトランプ政権、キャスティングボード
を握るのは中国ではないかという推測が、確信に変わる。中国の比重はますます大き
くなっている。
麻生が下手な英語のスピーチで悦に入っていたADB会議も、実際問題としてはAIIBの
陰でいよいよ委縮することになりかねない。AIIBへの吸収合併もありうるか…?
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
〔eye4052:170508〕