M6info, 2017年6月18日
https://m6info.yahoo.com/election-legislatives-ce-quil-faut-retenir-du-second-tour-214752829.html
(要約)
エマニュエル・マクロンが望んだ変革は6月18日の日曜日に達成されるであろう。マクロンの政党である共和国前進は予想よりも下回るものの下院での絶対過半数を確保する見込みである。しかしながら、有権者の棄権率は56.6%から58%に上り、共和国前進の勝利に暗い影を投げかけている。また、今回の選挙で少なくとも158人の女性が議席を獲得するが、その数はフランス下院史上最大の数となる。改選前の与党だった社会党は280議席から45議席と議席数を大きく減らし、国民戦線は2議席から8議席へ議席数を伸ばした。
(コメント)
共和国前進が下院定数577議席中308議席を確保し、連帯する民主運動の議席数を加えると350議席を獲得した。圧勝と言ってよい結果であるが、棄権率は2012年の選挙の44.6%から12%以上増加した。半数以上の有権者が棄権したのだ。この状況をどう見るのかによって意見は分かれるであろうが、マクロンは大統領選に続き国民議会選挙にも勝利し、しばらくの間安心して政権運営を行うことができるのは確かなことである。フランス国民の選択が正しかったかどうかという結論が出るのは、しばらく先のことであろう。
〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://www.chikyuza.net/
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