JCLU12月例会「東電会見の嘘~発表ジャーナリズムの限界~」

福島第一原発事故発生後、連日行われた東京電力の会見。そのほぼ全てに個人として参加し、鋭い質問を発し続けた二人の人物がいます。弁護士の日隅一雄氏とライターの木野龍逸氏。東電の発表事項をそのまま放送・掲載する、いわゆる「発表ジャーナリズム」の域を脱しきれない報道も多い中、お二人は粘り強く質問を続け、事故の実情と危険性を明らかにすべく尽力されました。その経緯を著した書籍「検証 福島原発事故・記者会見~東電・政府は何を隠したのか」(岩波書店)が、2012年1月に出版される予定となっています。

JCLU12月例会ではこのお二人をお招きして、東電会見に参加し続けたことで見えてきた、東京電力福島第一原発事故の本質、東京電力の情報隠蔽体質の問題、チェック機能を果たせなかったメディアの問題などについて、検証していただきます。

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日時 2011年12月7日(水)午後6時30分より

場所 弁護士会館10階1006AB

講師 日隅 一雄氏(弁護士 JCLU会員)

木野 龍逸氏(ジャーナリスト)

参加費無料・申込み不要

主催・問合せ (社)自由人権協会(JCLU)

〒105-0002 東京都港区愛宕1-6-7愛宕山弁護士ビル306号

TEL:03-3437-5466/FAX:03-3578-6687

http://www.jclu.org/ e-mail jclu@jclu.org

*詳細については下記URLをご確認下さい。

http://www.jclu.org/file/2011dec-lec-flier.pdf

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≪講師略歴≫

・日隅一雄 氏

1963年広島県生まれ。京都大学卒業後、産経新聞入社。退社後、司法試験に合格し弁護士に。弁護士会では、表現の自由などを中心に活動。インターネットニュース「News for the People in Japan」(NPJ)編集長。NHK番組改変事件、沖縄密約開示請求事件等の弁護団に参加。著書に『マスコミはなぜ「マスゴミ」と呼ばれるのか』(現代人文社)、『審議会革命 英国の公職任命コミッショナー制度に学ぶ』(現代書館)等がある。

・木野龍逸 氏

1966年生まれ。日本大学経済学部経済学科卒。編集プロダクションに所属した後、豪州の邦人向けフリーペーパー、商品雑誌、アウトドア雑誌の編集部などを経て、1995年からフリーランスのライター兼カメラマンとして活動。主にクルマの環境問題、次世代車、エネルギー問題、経済と環境の関係等について、国内、欧米、アジア他での取材を手がける。著書に「ハイブリッド」(文春新書)がある。

(社)自由人権協会

jclu@jclu.org http://www.jclu.org/

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愛宕山弁護士ビル306

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