Let’s Join Hands  1月20日 添付1点  富豪 甲状腺がん おたより紹介

◎注目記事 世界の富豪トップ10人、パンデミック中に資産が倍増=NGO
(この不公正、理不尽を正さないで、「新しい資本主義」とかありえるのでしょうか。)

• 「茨木のり子 “個”として美しく」~発見された肉声~ NHKクローズアップ現代 1月19日
興味深い番組でした ご覧になられた方はおられませんか
「自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ」。詩人・茨木のり子。死後16年が経つ今も、詩集の重版が相次ぎ、世代や国境を越え人々を魅了している。今回、その創作の原点を語った貴重な肉声が見つかった。刻まれていたのは、どんな時も“個”として生きることを貫く姿。何ものにも寄りかからず、強く美しく生きた茨木の言葉が、先の見通せない時代を生きる現代人の心を捉えているのだ。

<おたより紹介> (KMさんから 抜粋させていただきます)
菅野芳秀さんの著書「七転八倒百姓記」を読みました。たまたま新聞で知り、図書館から借りて読みました。江口さんも紹介していましたこと、嬉しく思いました。たまたま、私の故郷(福島県の会津)の同級生の娘さんが、専業農家として、農に生きることを決断し、父の指導の下、頑張っています。菅野さんは、私たちとほぼ、同世代ですので、彼の思いや、これからの農業のあり方がすごく理解できましたので、早速、この娘さんにこの本をプレゼントしました。
コロナ禍や、原発の風評被害で、大変な借金を抱えての農業です。未来の農業を考えて、無農薬野菜を作ることにしたということを聴き、大変な苦労があるだろうが、頑張ってほしいと願っています。今は、大雪が降る厳寒の土地ですが、雪の中に保存してある「雪下キャベツ」は、ことのほか甘くておいしいです。

<おたより紹介>小寺隆幸さんから
今朝の東京新聞が1面と22面で6名の甲状腺がんを手術した福島の子どもたち(当時)が東電を提訴と報じています。とても勇気ある、そして社会に問題を提起する大きな動きです。「福島第一原発事故の被ばくで甲状腺がんに」と主張 事故当時子どもだった
6人が東電を提訴へ  1面  https://www.tokyo-np.co.jp/article/154959

「結婚、出産、将来のこと。考えられない」甲状腺がん26歳、肺転移も 東電提訴「今できることを」22面記事 https://www.tokyo-np.co.jp/article/154986
ぜひ記事をご覧ください
ここに登場する子のように肺にまで転移した子がいたということはこれまで隠されてきました。
記事に書かれている独房のような鉛の部屋とは甲状腺がんが転移した場合に行う
放射性ヨウ素治療の部屋です。
甲状腺がんは転移しても甲状腺がんの性質を持ち続け、ヨウ素を取り込みます。
その性質を利用し、患者に放射性ヨウ素を服用させ、それががんに取り込まれることで内部からがんを放射線でたたく治療です。
チェルノブイリ事故でも行われ、私もウクライナの病院でその部屋を見てきました。
その治療では、体内から放射線を発するため、医師も家族も近づくことができず、
治療を受ける子どもは何日間も鉛の部屋で暮らすのです。
このような甲状腺がんに対して、過剰診断とか、治療しなくても心配ないなどと
言い、検査自体を縮小しようとする動きが進んでいます。
絶対許せません。ぜひ下記をご覧ください。できればご署名もお願いします。
https://chng.it/x5MbJKs6LB
そしてこの子が語っているように、このままでは原発事故の影響ではないとされる
甲状腺がんにかかった300名近い子どもたちの存在が無視されていきます。
この提訴の動きを支えたいと思います。

https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2022/01/317f31ed7db66f5b1dc17345f59ab1cc.pdf

〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https://chikyuza.net/
〔opinion11688:220121〕