「3・11」ならぬ「9・11」は10年も前のことであって既に歴史的出来事のように思われるところがある。「9・11」から出てきたアフガニスタンでの戦争は現在でも展開されていて決して歴史的な出来事ではないのであるがそう思える
本文を読む三上 治の執筆一覧
2月17日(金)は『共同幻想と今』の9回目です
著者: 三上 治昨年5月20日(金)から吉本隆明の『共同幻想論』をテキストにした「共同幻想論と今」がスタートしました。テキストは角川書店の文庫本を使っています。これまで「序」・「禁制論」・「慿人論」・「巫覡論」「巫女論」「他界論」を
本文を読む新内閣に注文したってしかたがないと思うが
著者: 三上 治『源氏物語』に除目の事が出てくる。国司などの諸官を任ずる儀式の事であるが、一族の命運を期待する上級・下級貴族の悲喜劇が良く描かれている。大臣に任命されるか、どうかで大騒ぎの様相が伝えられる度に昔の名残かと思ったものだ
本文を読む関東大震災と1930年代思想 ─復興の精神と日本の帰路─
著者: 三上 治6月20日 誰もが思うだろう、遅すぎやしないかと。復興基本法のことである。復興基本法成立に時間がかかったにしても、具体的な復旧作業が進んでいればこういう批判の声は
本文を読む平成23年6月6日 シンポジウム「小沢一郎と日本の新しい政治」のお知らせ
著者: 三上 治〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-29-5山の手ビル11階 伊東章法律事務所内 TEL03(3981)2411 FAX03(3985)8514 小沢一郎議員を支援する会 代 表 世 話 人 伊 東 章 死者、行
本文を読む復興の精神と日本の帰路
著者: 三上 治6月14日 梅雨時と言われる季節が嫌ではない。雨に濡れるというのがそれほど嫌いではないのだ。このシーズンには独特の風情もあるし、いささかエロチックな雰囲気さえあるながめという言葉もある。折口信夫はこれには田植前の禁欲を
本文を読む5月20日(金)は『共同幻想と今』のスタートです
著者: 三上 治5月20日(金)から吉本隆明の『共同幻想論』をテキストにした「共同幻想論と今」をスタートさせます。今、国家や世界のことを理解することが困難になっている状況の中でこの著作を現在的に読み解く形で挑戦をしてみたいと思っていま
本文を読むビンラディン殺害はテロ問題の解決になったか
著者: 三上 治アメリカ政府はパキスタンにおいてビンラディン殺害に成功したと報じている。この報道を聞いて反射的に思い浮かんだのは「だったらテロ問題は解決するのか?」という疑念だった。テロ問題は解決することもなくアフガニスタンでの戦争が終
本文を読む5月20日(金)は『共同幻想と今』のスタートです
著者: 三上 治5月20日(金)から吉本隆明の『共同幻想論』をテキストにした「共同幻想論と今」をスタートさせます。今、国家や世界のことを理解することが困難になっている状況の中でこの著作を現在的に読み解く形で挑戦をしてみたいと思っています
本文を読む辞任ではなく自己の政治見識をこそ問うべきだ
著者: 三上 治この程度のことでとやかくいうのはばかばかしいということがある。針小棒大というがそんなところである。前原外相の政治献金に伴う辞任劇についての正直な感想だ。辞任に追い込まれた方もそれを止められなかった民主党の首脳陣も情けな
本文を読む鳩山発言をメディアは批判できる資格があるのか
著者: 三上 治朝日新聞の夕刊に素粒子という小さなコラムの欄がある。辛口のコラムが載っている。2月15日号には「正直で率直な人。首相の考えが<一笑に付されていた>と。官僚の壁を破る気概もなく、米国に直談判もせずに逃げただけ」とあった。
本文を読むエジプト民衆の行動が想起させる記憶と現在
著者: 三上 治あれは中学三年生の時だった。エジフトのナセル大統領のイギリスやフランスに対する戦争が伝えられた。また、ハンガリーではソ連軍の侵入に対する民衆の抵抗が報じられた。スエズ動乱とかハンガリー暴動というような言葉であったように
本文を読む今、日本の政治に問われているものは何か(七)、(六)、・・・(壱)
著者: 三上 治今、日本の政治に問われているものは何か(七) 2月10日 『名古屋発どえりゃあ革命!』という本がある。河村たかしが選挙向けに緊急に出したものである。革命かどうか
本文を読む1月21日(金)憲法講座の案内状
著者: 三上 治三上 治 新年おめでとうございます。今年最初の憲法講座です。今回は憲法第二十二条「居住・移転・職業選択の自由、外国移住・国籍離脱の自由」何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。②何人も外
本文を読む12月8日と日本の「第三の敗戦への端緒」(11)~(1)
著者: 三上 治2月8日と日本の「第三の敗戦への端緒」(11) 1月3日 日々の政治的動きの背後にあって決定力として機能しているものをあぶりだしたいという欲求があって長い
本文を読む権力と情報をめぐって
著者: 三上 治対話風に A ウィキリークスのことが話題になっている。新聞を見ているとそれに間連する記事が必ずといっていいほど載っている。記事内容は様々であるわけでけれど。 三上 そうだね。これは憲法の表現の自由や知る権利ということに関
本文を読む頭も尻も出してしまえばいいではないか
著者: 三上 治「頭は隠したがるが尻は出したがっている」なんて文句をひねっている間にさっさとケツを捲くられてしまった。例の映像の流出である。こんなのどうという事ではない。いつの間にか、いろいろ枝葉が競り出してきて面白可笑しく論じているう
本文を読む民主党代表選挙はこうなるのが一番いい形である
著者: 三上 治今年の夏は酷暑と真夏のミステリーとでもいうべき高齢者の消息不明が後世に記憶されることになるのかも知れない。それに比して民主党代表選挙はどうだろうか。小沢一郎の立候補情報が伝えられ民主党代表選挙としてはもっともいい形にな
本文を読む戦死者の追悼とは何かを改めて問う
著者: 三上 治8月15日の政府(首相や閣僚)の靖国神社参拝が今年は取りやめになった。これについては批判もあるようだが、よかったのではないかと思う。終戦(敗戦)記念日に政府首脳が靖国神社を参拝することについては中国や韓国などのアジア諸
本文を読む菅首相談話はもっと踏み込むべきであった
著者: 三上 治韓国併合100年を前にして菅首相が談話を発表した。日本の韓国併合(朝鮮半島の植民地化)を「民族的誇りを傷つけた行為として痛切な反省をする」としたものである。この談話に対して谷垣自民党総裁は「後ろ向きのもの」として批判し
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