7月1日、やや涼しい朝となった。この日も朝食前の散策にと7時前にホテルを出る。夫にとっては、家にいる時はまるっきり違う生活のサイクルではある。空襲の当時のまま残されているという、茶色い黒焦げた尖塔、ニコライ教会跡に向かう
本文を読む内野光子の執筆一覧
はじめてのオランダとハンブルグへの旅は始まった(14)ハンブルグ、フィッシュマルクト、市庁舎見学
著者: 内野光子日曜日、この日も暑そうだったが、7時前、フィッシュマルクトに出かけることにした。ホテル最寄りの地下鉄駅からは一つ先のバウムヴァルで、その先は工事中で、一駅歩くことになる。人の流れについて歩いてゆくが結構な距離、川沿いのコ
本文を読むはじめてのオランダとハンブルグへの旅は始まった(13)ハンブルグへ、旅のつまづき
著者: 内野光子旅も後半、アムステルダムからハンブルグへ飛ぶので、その日の朝、娘にメールをすると、大阪のG20の報道が、やかましい、ホテルがどうの、夕食のメニューがどうのと、中身のないことばかり・・・、との返信。私たちもホテルで現地のテ
本文を読むはじめてのオランダとハンブルグへの旅は始まった(12)ユダヤ歴史博物館へ
著者: 内野光子ハーレムからアムステルダムに戻り、ユダヤ歴史博物館に向かうことにしていて、中央駅前の14番のトラムに乗る。地図を見れば先日、ガイドさんと回った市役所、ワーテルロー広場とそんなに離れてはいない。博物館の周辺は、かつてのユダ
本文を読む8月20日の朝刊一面は「昭和天皇の“反省”“肉声”報道」が氾濫した~「NHKスペシャル・昭和天皇は何を語ったのか」の拡散、これでいいのか
著者: 内野光子一昨日8月18日の当ブログ記事では、NHKへのもろもろの不満の中で、8月17日放送のNHKスペシャル「昭和天皇は何を語ったのか~初公開・秘録『拝謁記』」について書いた。この数日、NHKニュースは、「NHKスペシャル」な
本文を読むNHKの良心的な番組って、何ですか~”NHKが独自に入手した資料が明かす・・・”ドキュメンタリーの虚実
著者: 内野光子ほんとうに、近頃は、NHKと民放のテレビ番組の区別がつきにくい。チャンネルを回して、数秒間見ている限りでは、民放のコマーシャルも入らないのでわからない。なんかどこかで見たことがある芸人たちが並んで、まん中にまたどこかで見
本文を読むはじめてのオランダとハンブルグへのへ旅は始まった(11)ハーレムへ
著者: 内野光子アムステルダム中央駅9時17分発、ハーグ行きでハーレムへ、途中のライデンでは、学生たちの乗降が多い。20分弱でハーレム着、ホームや駅前も何となく閑散としていた。 ホームの階上には、木造の待合室か。 地味なたたずまいのハー
本文を読むはじめてのオランダとハンブルグへの旅は始まった(10)ハーグ国際裁判所へ
著者: 内野光子世界史でよく聞く、ハーグ条約、国際裁判所・・・ 、正式には「国際司法裁判所」と呼ぶらしく、裁判所一帯を「平和宮」とも、ガイドブックにはあった。夕方6時近いのに、日差しは強い。 門の外からの見学だったが、日本語を話す母娘さ
本文を読むはじめてのオランダとハンブルグへの旅は始まった(9)デン・ハーグ市立美術館のモンドリアン
著者: 内野光子ハーグ歴史博物館を素通りして、次に向かったのがハーグ市立美術館である。ここでのお目当ては、モンドリアンコレクションだった。モンドリアンといえば、色鮮やかな幾何学模様の絵がスカーフになったり、さまざまな商品のデザインに取り
本文を読む 「表現の不自由展・その後」展(あいちトリエンナーレ2019企画展)への公権力介入による中止への抗議と再開を求める署名、今なら間に合います。
著者: 内野光子河村名古屋市長と大村県知事へ提出する署名です。今晩、夜中の12時が第一次締め切りです。ご賛同いただけるようでしたら、ネット署名、よろしくお願いいたします。こちらは、メッセージも記載できます。提出分以外は、名前は公表しませ
本文を読むはじめてのオランダとハンブルグへの旅は始まった(8)マウリッツハイス王立美術館へ
著者: 内野光子ビネンホフに接する池に沿う中世の建物は超高層ビルを背負っていた。美術館は意外にこじんまりした外観だった。受付には、日本の若い女性もいらして、にこやかに迎えてくださった。 レンブラントの「自画像」(1669)とフェルメール
本文を読む「女性作曲家ピアノ曲マラソンコンサート」に行ってきました。
著者: 内野光子おそらく、荻窪の駅に降りるのも、杉並公会堂も初めてのはずである。荻窪駅北口から青梅街道の賑わいはかなりのもので、駅に隣接する商業施設から始まり、歩いて7・8分の間にスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどが複数あり、個人
本文を読むはじめてのオランダとハンブルグへの旅は始まった(7)ハーグへ
著者: 内野光子オランダの国会議事堂も王宮も、アムステルダムではなく、ハーグに、デン・ハーグ(というらしい)にある。それに、目当ての美術館もあるので、一日かけて出かけることにした。 9時34分発より9時49分発の方がデンハーグには先に着
本文を読むはじめてのオランダとハンブルグへの旅は始まった(6)運河クルーズというけれど
著者: 内野光子国立美術館を後にして、夕方は、といっても、まだまだ日差しが強い。中央駅前の遊覧船乗り場へ。50分弱で、12€とのこと。ここぞとばかり、チケット売り場で、二人の財布にたまった小銭をそろえて渡すと、小銭分は受け取らないという
本文を読むはじめてのオランダとハンブルグへの旅は始まった(5)アムステルダム国立美術館 2
著者: 内野光子アムステルダムを夢中で歩いていた日から、はや1カ月もたってしまった。記憶もだんだん薄れてゆくのだが、わずかなメモを頼りに、記しておきたい一心で。 喫茶室で一息入れてから、まためぐり始める。さまざまな絵に登場する犬、そのさ
本文を読むはじめてのオランダとハンブルグへの旅は始まった(4)アムステルダム国立美術館 1
著者: 内野光子6月26日、今日は一転して涼しい、過ごしやすい朝だった。朝食のバイキングは、目移りするが、5泊することでもあるし、体重管理もあるしで、あまり欲張らずに行儀よく?済ませた。きょうは、国立美術館、9時過ぎにホテル前のトラム停
本文を読む「森友関連告発事件」再捜査の要請
著者: 内野光子きょう7月17日は、久しぶりに霞が関へでかけた。午後からは待ちに待った青空も仰ぐことができた。最高検察庁、検事総長あての要請書を届けるという市民グループに同行した。 もう2年近くも前のことになるのだが、国会の内外は森友問
本文を読むはじめてのオランダとハンブルグへの旅は始まった(3)ゴッホ美術館
著者: 内野光子午前中、案内いただいたMさんからは、停留所スパイからゴッホ美術館へは、トラムの②か⑫ですよと念を押されていた。トラムのチケットは、Mさんから渡された一日乗車券を使い、美術館のチケットは、当日売りでは行列するかもしれないと
本文を読むはじめてのオランダとハンブルグへの旅は始まった(2)運河を渡り、運河に沿って
著者: 内野光子アムステルダムのホテルの私たちの部屋には、バスタブがなくシャワーだけだった。5日間の滞在、少しきびしいかなとの思いがめぐる。細めのベッドのツインだが、体格の良いヨーロッパの人たちにはどうなんだろうとも思う。とにかく、KL
本文を読むはじめてのオランダとハンブルグへの旅(1)アムステルダムの建物って、なんだかみんな歪んで見える
著者: 内野光子半月ほど、ブログの更新を怠ってしまったのは、留守にしていたからだ。スマホを待たない、ガラケーにこだわっていたものだから、何かと不便を託つことにもなった。それに、連れ合いともども、出発の直前まで、目の前のことに追われて、た
本文を読むいまの歌壇はどうなっているのか~1960年前後の短歌・歌人たちを振り返る(4)1960年
著者: 内野光子1960年、多くの国民の支持を得た、いわば反政府運動の高揚と挫折を情緒的に振り返ろうというわけではない。あの当時から、私自身が関心を持ち始めた「短歌」を通して、歌壇の状況、歌人たちの作品や発言の断片から、1960年とやが
本文を読む6月15日で、思い起こすこと
著者: 内野光子香港で身柄を拘束された犯罪容疑者の中国本土への引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正をめぐって、香港での大規模な反対運動がつづき、12日には負傷者も出る衝突となった。香港政府は、きのう6月15日、議会での審議の延期を発表
本文を読むいまの歌壇はどうなっているのか~1960年前後の短歌・歌人たちを振り返る(3)1959年(続)
著者: 内野光子短歌研究1959年6月号/7月号/8月号/9月号 社会問題、天皇制からの切り口へ 1959年の後半も「主題制作」と「長期連作」の企画は続き、「連載短歌」は吉井勇、生方たつゑ、塚本邦雄
本文を読むいまの歌壇はどうなっているのか~1960年前後の短歌・歌人を振り返る(2)1959年
著者: 内野光子当ブログは、2006年1月に開きましたが、今回の記事がちょうど1000件目にあたります。雑多で、つたない発信ですが、楽しいときもあり、苦しいときもありました。お訪ねくださる皆さまに支えられ、続けることができました。予想外
本文を読むいまの歌壇はどうなっているのか~1960年前後の短歌・歌人たちを振り返る、1958年
著者: 内野光子ネット上で知り合い、メールでのやり取りはありながら、遠隔なので、お目にかかってはいない知人から思いがけず、1959年から60年にかけての『短歌研究』の数冊をいただいた。近年、私は、斎藤史、阿部静枝の著作年表
本文を読む自治会と寄付・募金について、やはりおかしくないですか(3)日赤と皇室の関係も改めて考えたい(続)
著者: 内野光子日本赤十字社には、年間にして、どのくらいの社資が集まっているのだろうか。平成29年度(2017年度)で日赤本社、千葉県支部、佐倉市地区の単位で調べてみると・・・。 いずれも決算が出ている平成29年度の数字である。佐倉市地
本文を読む自治会と寄付・募金について、やはりおかしくないですか(2)日赤と皇室との関係も改めて考えたい
著者: 内野光子昨日5月22日、明治神宮会館で開かれた全国赤十字大会に出席した皇后は「皇后雅子さま初の単独公務」などの見出しで報じられた。皇后は、日本赤十字社の名誉総裁に位置付けられている。日本赤十字社は、その前身「博愛社」を経て、発足
本文を読む自治会と寄付・募金について、やはりおかしくないですか(1)社協会費の徴収、「自由」定着への歩み
著者: 内野光子年度が替わって4月に入ると、私のブログの自治会と各種「募金」に絡む記事へのアクセスが激増?!する。新しく自治会役員になったり、班長になったりして、多分、募金徴収の仕事がわが身に降りかかってきて、疑問を持つ人が多くなるから
本文を読む「斎藤史について」の報告が終わりました
著者: 内野光子5月18日、「短歌サロン九条」の例会、第61回になるそうですが、報告をする機会をいただき、「斎藤史」について話をしました。当ブログでも既報の通り、今年の1月9日日付で、暮れに拙著『斎藤史『朱天』から『うたのゆくへ』の時代
本文を読むぶどうの郷の「藤切り祭」とワインの旅(番外編)松本清張展へ
著者: 内野光子甲州の旅の三日目は、夫の急な所用で、宿を朝5時半に発つことになった。タクシーは6時からということで、宿のご主人の車でぶどうの郷勝沼駅まで送っていただいた。民宿をとり仕切っているのは奥さんで、ご主人は勤めに出ていて、週末は
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