10月2日に東京へ出た。最寄りの駅の構内では赤い羽根の募金が始まっていた。国立国会図書館に調べ物があってで出かけたのだが、議事堂近辺は、集会の声もなく、人通りも少なく、いたって静かなものだった。等間隔に立つ警官の姿、なぜ
本文を読む内野光子の執筆一覧
「ある少国民の告発~文化人と戦争」(1994年放送)を見て
著者: 内野光子大先輩の知人、櫻本富雄さんから、ご自身が出演の、24年前に関西で放映された番組が、突然you tube に出現したので、とのお知らせをいただいた。早速拝見、やはり映像で、櫻本さんのインタビューに答える、横山隆一、山本和
本文を読むわたしの八月十五日~薄れゆく記憶をとどめたくて(3)兵隊さんの解散式?
著者: 内野 光子前後の記憶がなくて、断片的に思い出す一シーンがある。これは八月一五日の数日後のことだと思うのだが、母親から「今晩は、ゼッタイ、家の外に出てはいけない」と。兵隊さんたちが、(この馬市場の)草っぱらに集まるから」と言われたこ
本文を読む佐川国税庁長官の罷免要請署名、1万余名分を麻生大臣に提出!
著者: 内野光子「森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会」による署名活動では、自分もネット署名をし、知人にもお願いしていたので、どれほど集まるのか、気がかりでした。21日の締め切りには、1万0706筆に達したとの報告がありました。8月
本文を読むわたしの八月十五日~薄れゆく記憶をとどめたくて(2)変電所への機銃掃射を見た
著者: 内野 光子疎開先の佐原での落ち着き先が、仁井宿の馬市場跡の管理さんの家だった。前回は、8月15日の薄れた思い出をたどった。 そして、それよりどのくらい前だったのか。「変電所」への「キジュウソウシャ(機銃掃射)」の様子を、この目で
本文を読むわたしの八月十五日~薄れゆく記憶をとどめたくて(1)
著者: 内野光子地元の9条の会でも、高齢化は免れないが、戦前生まれは、どうやら私一人になったようなのだ。「語り継ぐ」というのは、難しい。なにせ、私の「戦争体験」は、小学校に上がる前のことなので、記録はないし、断片的なカスレカスレの記憶
本文を読む佐川国税庁長官、この声届けます~怒りを署名に!
著者: 内野 光子トカゲでいうとどの辺りになるのだろうか。森友問題で、籠池夫妻は、いま勾留中で取り調べを受けています。まさに、トカゲのしっぽ切りです。籠池夫妻周辺の国有財産値引きや補助金取得には相当強引な手法が展開されていたことは、彼ら自
本文を読む『「利己」と他者のはざまで』に触れて
著者: 内野 光子長兄の命日でもあったので、実家に出かけた。店を休みにしていた義姉を囲み姪たち家族も集まっていて、久しぶりの思い出話や親戚の消息などにもおよぶ。やがては自分たちの健康や体調の話にもなってしまう。実家を出ると、小雨が降り出し
本文を読むアンジェイ・ワイダの遺作『残像』を見て~ワイダと画家からのメッセージ
著者: 内野 光子友人の映画評論家の菅沼正子さんから、早くよりお勧めのあった映画『残像』を見に、岩波ホールまで出かけた。昨年、90歳で亡くなったワイダ(1926~2016)の遺作である。ワイダの作品『カティンの森』と『大理石の男』を見たの
本文を読む自治会の法人化って、そのメリットは、デメリットは~自治の力を弱めないか
著者: 内野光子7月の初旬に、当自治会の臨時総会が開かれた。議題というのは、自治会の法人化であった。今年の4月の定例総会で、出ていた話であったが、「法人化」についての資料が届いたのは6月中旬で、説明会もないままの臨時総会での議決だった。
本文を読む自治会等からの消防団への寄付は、違法性が問われ、廃止の方向へ~迷走する佐倉市の対応に驚く~
著者: 内野光子九州、福岡での水害では、懸命の救出作業が進む中、多くの犠牲者が出ている。災害時における自衛隊や消防団員の活動には感謝したい。今回は、消防団員の犠牲者も伝えられている。 その一方で、地域の自治会や町内会からの消防団への寄
本文を読む71年前のきょう、1946年6月29日、何があったのだろう
著者: 内野光子きのうの朝日新聞の夕刊「あのとき・それから」の記事で、6月29日は、GHQの意向を受けた文部省が全国の国公私立学校に対して、「奉安殿」撤去の通牒を出した日と知った。 梅雨のさなかのことだったのだなァと、「奉安殿」について
本文を読むなぜ、いま、「斎藤史」なのか~6月12日の「大波小波」に寄せて
著者: 内野光子「大波小波」では もう、十日以上も過ぎてしまったので、旧聞に属するが、6月12日『東京新聞(夕刊)』の匿名のコラム「大波小波(魚)」は「<濁流>に立つ言葉」と題して、斎藤史の『魚歌』(1940年)と『朱天』(1943年)
本文を読む国会が終わり、世論調査も出そろった、忘れてはいけない!
著者: 内野光子政治への不信、安倍政権への憤りから、ともかく二つの一覧を作成してみた。政権は、国会が終わりさえすれば、共謀罪も、森友・加計問題も、国民は忘れてしまうだろうと、タカをくくっている。本当にそれでいいのか。 メデイア各社の6月
本文を読む加計問題の行方、これでいいのかはぐらかしの安倍首相答弁、文科省に責任を振る、二転三転の菅官房長官答弁(5)
著者: 内野光子6月13日、シンポ「森友問題の幕引きは許さない!」終了、これからは 話はやや前後したが、このブログ記事(6月5日)でも案内した13日のシンポは、国会内外騒然とした中の第一衆議院議員会館で開催された。あいにくの雨模様であっ
本文を読む加計問題の行方、これでいいのか~はぐらかしの安倍首相答弁、文科省に責任を振る、二転三転の菅官房長官答弁(4)
著者: 内野光子「ワーキンググループのヒアリング」「分科会」っていうけれど 安倍首相は、加計問題に一切関与してないとの説明の中で、参院のどの委員会であったか、「分科会、分科会では、議員はご存じないかも知れないが、ご存じないでしょ」と得意
本文を読む戦時下の女性雑誌における「短歌欄」と歌人たち―『新女苑』を中心に
著者: 内野光子加計問題について調べていくと、いろいろ出て来て、書きとどめておきたいことがある。諮問会議のもとでは、ワーキンググループ、区域会議などの組織が設けられている。さらに、安倍首相が、「<分科会>で専門の先生方にも議論いただいて
本文を読む加計問題の行方、これでいいのか~はぐらかしの安倍首相答弁、文科省に責任を振る、二転三転の菅官房長官答弁(3)
著者: 内野光子共同通信世論調査、2017年6月18日、先月5月より不支持10ポイント上がる 私は、必要があって、加計問題の経過年表を作ってみた。その作業の中で、今回問題になっている内閣府や文科省の内部文書やメールの一部が確認されて、
本文を読む加計問題の行方、これでいいのか(1)(2)
著者: 内野光子今年のアジサイの花の色は、鮮やかなような・・・ 加計問題の行方、これでいいのか ~はぐらかしの安倍首相答弁、文科省に責任を振る、二転三転の菅官房長官 答弁(1) 肝心な時に国会中継をスルーするNHK NHKが中
本文を読む加計問題の行方、これでいいのか(1)(2)
著者: 内野光子今年のアジサイの花の色は、鮮やかなような・・・ 加計問題の行方、これでいいのか ~はぐらかしの安倍首相答弁、文科省に責任を振る、二転三転の菅官房長官 答弁(1) 肝心な時に国会中継をスルーするNHK NHKが中継
本文を読むどうしても、見ておきたかった、ムハの「スラヴ叙事詩」(2)(3)
著者: 内野光子どうしても、見ておきたかった、ムハの「スラヴ叙事詩」(2) 「スラヴ叙事詩」からのメッセージ ミュシャ展は6月5日までの最終盤に入っていたので、覚悟はしていたが、まずは、チケット売り場で並ばねばならなかった。チケットを
本文を読む5月31日、共謀罪法案の廃案を求める集会に参加しました
著者: 内野光子「共謀罪」、こんな怪しげな、危険な法律を通すわけにはいかない、という怒りと悲壮感が漂う表情の人たち、まだ参議院で廃案にすることができるぞ、という意気ごみをみなぎらせた人たちが、続々と日比谷野外音楽堂にやって来る・・・。正
本文を読むどうしても、見ておきたかった、ムハの「スラヴ叙事詩」(1)
著者: 内野光子プラハ、ムハとの出会い 3月から、新国立美術館で開催中のミュシャ展(チェコ語ではムハと呼ぶらしい)では、彼の後半生の大作「スラヴ叙事詩」が一挙公開されているという。私がこのブログを始めたのが2006年だから、その前のもう
本文を読む土曜日は、共謀罪についての講演会~私たちはどこまで危険にさらされるのか
著者: 内野光子連日、気分が悪くなるような政治家や官僚の発言や政局の動きを目の当たりにしています。こんな風にして、法律が成立し、運用され、国民は、安心・安全どころか、暮らしの不安がつのり、危険にさらされていくのをこらえていかねばならない
本文を読む正岡子規について書きました―子規との気ままな出会いから
著者: 内野光子今年は子規生誕150年という。『現代短歌』の特集<子規考>に書いたものです。誌上では子規作品の発表年に誤植がありましたので、送稿の原稿を掲載します。先日発売の6月号には、訂正記事が掲載されています。
本文を読むほんとに、何から言い出していいのかわからないほど(5)日銀話法の「先行き」は?
著者: 内野光子前々回の記事で、内閣府発表の「月例経済報告」の景気判断の難解な?言葉について書いたが、先の記事にも登場した日銀は、景気判断情報として「短観」と「景気レポート」を公表する。いわばここでの「日銀話法」にも触れておきたい。 「
本文を読む近頃はやる言葉と消えた言葉
著者: 内野光子私はブログの記事を書く時も、短歌関係の文章を書く時も、過去の事実、目前の現実からものごとを考え、動きたいと思っている。短歌を詠み、短歌史や女性史をたどるときも、政治を語るときも、地域や旅先での出来事を書くときも、自分自身
本文を読むほんとに、何から言い出していいのかわからないほど(4)難解な?景気判断とキラキラ政策
著者: 内野光子「緩やかな回復基調が続いている」とは 「アベノミクス」の破たんは、安倍首相が自らの「アベノミクスは道半ば」「その果実が全国津々浦々まで行き渡り、実感していただくまで」との発言に見られる通りである。閣議を経て内閣府から発表
本文を読む憲法改正「2020年に施行したい」 首相がメッセージ~なんと、先ほど入ってきたニュースは
著者: 内野光子憲法記念日のきょうの午後、日本会議が主導する「美しい日本の憲法をつくる国民の会」などによる「第19回公開憲法フォーラム」の改憲集会で、安倍首相は、2020年には、「憲法9条に、自衛隊を明記する条文を書き込む」改正を行い、
本文を読む駅頭で、「憲法9条をまもりたい」のニュースを配りました
著者: 内野光子きのう5月2日、憲法記念日を控え、地元の9条の会で、ニュースを配りました。夕方の4時半からの1時間、11人ほどで、「さくら・志津憲法9条をまもりたい会」ニュース34号を配りました。近くの県立高校の下校時間にもあたり、また
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