内野光子の執筆一覧

どうしても言い続けたいこと~天皇制はどこへゆく

著者: 内野光子

 また、狭い短歌の世界の話、歌会始の話であるが、天皇制とも密接にかかわっていることは間違いないのだから。  ことしの歌会始は、新型ウイルス感染拡大のため一月から三月に延期された。さらに、密を避けるため、いわゆる招待者であ

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マイナンバーカード、このCMの洪水はなんだ?!(2)

著者: 内野光子

11月11日、またもや、マイナンバーカードの新聞全面広告が出た。テレビのCMもネット画面の広告も、一段と増えたような気がする。8月28日、10月15日の本ブログでも書いているが、今回の新聞全面広告は、一回目の黒柳徹子にか

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葉山から城ケ島へ~香月泰男と北原白秋(2)

著者: 内野光子

 葉山美術館で、ゆっくりできたが、道を挟んでの山口蓬春記念館は、3時半で閉館ということで、間に合いそうにもなく、明日の一番で出向くことにした。それではと、隣の葉山御用邸付属施設跡地のしおさい公園に回ることにした。 葉山美

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眞子さんと小室さんの結婚騒動~「さま」と「さん」って、どういうこと ?

著者: 内野光子

 多くのメディア、良心的な?とされる報道番組や新聞に至るまで、眞子さんと小室さんの結婚報道を見ていると、もう、男女平等、ジェンダーを語る資格があるのだろうかと思ってしまうし、結婚する二人、その家族らへのバッシング報道には

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NHK提訴、第1回口頭弁論の傍聴へ。森下経営委員長は出廷せよ!

著者: 内野光子

 9月28日、秋晴れの下、久しぶりの東京、霞が関も久しぶりのことだった。今回のNHK裁判までの経過はなかなか厄介なのだが、朝日デジタルは、その日の夜、つぎのように報じている。 かんぽ報道で会長厳重注意の議事録 開示訴訟で

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総裁選、そんなに大事ですか?コロナをしっかり抑えてください!

著者: 内野光子

 もううんざりしている。だれが首相になっても、日本はそんなに変わることはない。ただ、首相と合わせて、官房長官、自民党幹事長の顔を、いやでも、毎日、テレビで、見なければならないのが苦痛である。今回の予想される顔ぶれを見ると

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『ねむらない樹』(侃侃房)?!に「阿部静枝」について書きました。

著者: 内野光子

 8月31日は、阿部静枝の命日であった。葬儀は、1974年9月10日、地元の池袋の祥雲寺で執り行われた。歌人、阿部静枝について知る人は、歌人でも少ないかもしれない。よく間違われた歌手「あべしずえ」すら知る人も少なくなった

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デジタル庁、発足だって?!いったい何をやってくれるのか~ 8000憶はどこへ行く

著者: 内野光子

 8月28日の「内閣府、総務省、厚生労働省」の「そろそろ、あなたもマイナンバーカード」という新聞全面広告には驚き、怒り心頭なのだが、きょう、9月1日のデジタル庁発足の“前祝”の感覚だったのか。  コロナ対策にしても、アフ

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マイナンバーカード、全面広告、朝日の見識を問う

著者: 内野光子

8月28日、朝日新聞の朝刊を開いて驚いた。朝寝坊の上、朝食後、パソコンを開く方が先なもので、かなり遅かったのだが、いつものようにスポーツ欄とテレビ欄を飛ばそうとして、「ウッ!」その途中に現れたのが、ハデハデしい、つぎのよ

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13日、NHKドラマ「しかたなかったと言うてはいかんのです」を見た―「九州大学生体実験」とは

著者: 内野光子

 私は、以下の当ブログにもあるように、ドラマの原案となった『九州大学生体解剖事件 七〇年目の真実』(熊野以素著 岩波書店 2015年)を読んでいたので、どんな展開になるのかな思いつつ見たのである。 『朝日新聞』より、19

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「命切り捨て」の言い訳でしかない!統治能力はすでにない

著者: 内野光子

 政府は、新型コロナウィルス感染者の入院ルールの一挙転換に踏み切った。これまで、中等症患者は入院が原則であったが、医療のひっ迫を理由に、中等症患者までは、自宅療養にするのだという。  中等症といえば、呼吸困難・肺炎症状か

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コロナとオリンピックに隠れて~皇位継承、いつまでも結論が出せない政府

著者: 内野光子

 7月26日、オリンピックとコロナ感染拡大のニュースに隠れてしまったが、安定的な皇位継承を検討する政府の有識者会議が、皇族数の確保策としての二案を発表した。ことし3月から10回の会議を経て、女性皇族が結婚後も皇室に残る案

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中根誠『プレス・コードの影』の書評を書きました。

著者: 内野光子

占領期のGHQの検閲については、関心があり、これまでも、調べたり、書いたりしてきました。このブログにもありますように、ある研究会の中根さんレポートも聞かせてもらいました。今回、『歌壇』に1頁の書評を書きました。「うた新聞

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代替わりに見る天皇の短歌と歌人たち―平成期を中心に(2)平成期における明仁天皇・皇后の短歌の果たした役割

著者: 内野光子

天皇夫妻の短歌と国民とのパイプ役をなすとされる歌会始はじめ、新聞・テレビなどへの登場、夫妻の歌集・鑑賞の書物の出版などが盛んになり、皇室行事、被災地訪問、慰霊の旅などを通して短歌の登場頻度が高くなり、歌碑などの形での接点

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代替わりに見る天皇の短歌と歌人たち―平成期を中心に(1)昭和天皇の死去報道において、天皇の短歌が果たした役割

著者: 内野光子

 これまでも、オンラインでの会議や研究会に参加したことはあったが、自分が報告するのは初めてであった。トラブルが起こらなければいいがと、かなり心配したが、先週の土曜日、7月10日は、スムーズに入れた。 「新・フェミニズム批

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職域ワクチン接種はどうなってしまったのか?まさに「捕らぬタヌキの皮算用」ではないか!

著者: 内野光子

私は、7月3日に、高齢者としてかかりつけ医のところで、第1回目のワクチンを接種した。2回目は、今月末であり、連れ合いの2回目は8月にづれ込んでいる。 NHKの「新型コロナウイルス」特設サイトによれば、全国で2回目の接種が

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コロナ禍の五輪は中止して!天皇の「五輪で感染拡大の懸念」拝察発言の違憲性

著者: 内野光子

「今からでも遅くはないから」五輪は中止して!という思いは、多くの国民の願いではある。しかし、IOCもJOCも、東京都も政府も、五輪開催にこぎつけさえすれば、メディアも国民もこれまでのいきさつを忘れて、盛り上がるに違いない

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コロナ禍の五輪は中止して!(1)「今からでも決して遅くはないから」

著者: 内野光子

 「今からでも決して遅くはないから・・・」これは「戒厳司令部」からの「伝単(ビラ)」ではない。多くの国民の願いでもある。  五輪東京招致は、福島の原発事故による汚染水が「アンダーコントール」されているとのウソからは始まっ

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NHK、ここまでやるのか、五輪開催高揚報道~歌人や短歌まで動員?

著者: 内野光子

NHKテレビのニュース番組の偏向が言われて久しいが、まるで政府の広報番組と化してしまったのではないか。近年ますます顕著になってきた。国会の質疑でも、何を質したかは省略して、首相や担当大臣の答弁の「いいとこどり」の答弁を流

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