合澤清の執筆一覧

『ペストがいいかコレラがいいか』の選択では済まされない

著者: 合澤清

2日の都議選選挙の結果が出た。安倍自民党は「歴史的な大敗北」を喫した。 57議席を23議席に減らしたこともそうであるが、選挙期間中、アベシンゾー自身の応援演説はわずかに3~4回程度で、しかも最後の秋葉原での1回を除いては

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世界情勢の新たな局面(「チャイメリカ」)と日本の進路

著者: 合澤清

書評:『チャイメリカ―米中結託と日本の進路』矢吹 晋著(花伝社2012) 今日の世界の情勢は、米国と中国の二極を軸に動き始めているように思われる。一方は、軍事超大国ではあるが、新自由主義政策の失敗で「衰退著しい、長期低落

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Global Headlines:「ついに終わった!」(日本時間5/8の朝のDIE ZEIT,ONLINE

著者: 合澤清

エマニュエル・マクロンが大統領になり、ルーブル広場でお祝いする。フランス人は この言語に絶する選挙戦がついに終わったことを知るのである。ヨーロッパのために ナショナリズムには反対である。マクロンはフランスの選挙ではっきり

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「古代史への尽きぬ興味(1)-『日本書紀』成立秘話にせまる」 

著者: 合澤 清(ちきゅう座会員)

*森博達著『日本書紀の謎を解く』(中公新書1999)   『日本書紀』は誰によって書かれたのか ちきゅう座の仲間でもある、友人のYさんとのある会話の中で、言語学者の森博達による『日本書紀』の画期的な解読があるこ

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Global Headlines:マリーヌ・ル・ペンが「国民戦線」の代表を一時的に退いた

著者: 合澤清

今日(25日)の“DIE ZEIT”オンラインによると、ル・ペンは、大統領選挙決選投票での勝利のために、「国民戦線」の代表を一時的に手放したとのこと。 「私は大統領候補であって、今は党代表ではない。多くのフランス人の代表

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Global Headlines:ナショナリスト(ル・ペン)対新人(マクロン)  

著者: 合澤清

“DIE ZEIT”のオンライン版速報によれば、フランスの大統領選挙は、予想通りリベラル派のマクロン対「国民戦線」党のル・ペンの一騎打ちとなってきたとのこと。今朝の報道によれば、ドイツではこの選挙は「EU蔑視者対マクロン

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「将は兵を犠牲にして生きのび、軍は民を棄てて逃亡する」これって美しき日本の伝統だったの?―富田武著『シベリア抑留』への読後感

著者: 合澤 清

*富田武著『シベリア抑留 スターリン独裁下、「収容所群島」の実像』(中公新書2016) 千葉大学名誉教授の岩田昌征先生がちきゅう座に投稿された「シベリア抑留と砂糖」(3/5付の記事https://chikyuza.net

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「竹内景助氏の獄死から50年 三鷹事件再審開始を求める集い」に参加して思う

著者: 合澤 清

1月18日、武蔵境駅前の武蔵野スイングホールで、満席、立ち見の方々を含めて200名ぐらいの人が集まり、改めて「三鷹事件とはなんだったのか」「冤罪とは」「国家権力の犯罪、米占領軍の犯罪とは」を問い返す集いが催された。 主な

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トランプ外交の不透明性に世界的な不安拡大-それにしてもお粗末な安倍(日本)外交

著者: 合澤清

1.トランプ勝利の選挙結果をどう見るか? 徐々にトランプ新政権の人事が固まり、それにつれて彼の今後の方向性も見えつつあるように思える。だがしかし、彼にとってもそう簡単に思い通りには進まないのではないのか。何故なら、国内的

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「ドイツからの短信」-参議院選挙結果 

著者: 合澤清(ちきゅう座会員)

10日の日本の参議院議員選挙結果は、さすがにドイツでもそれなりに大きく取り上げられていた。こちらでの報道の骨子は、やはり安倍・自民/公明連立政権による「日本国憲法」の改定、特に第9条の平和条項廃棄問題に絡むものである。

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現代史研究会での古賀暹報告に寄せて-北一輝論への感想(疑問と意見)-その1

著者: 合澤清

4月23日に専修大学で元雑誌「情況」編集長の古賀暹さんの北一輝に関する報告研究会(現代史研究会、演題は『北一輝と二つの竜巻―中国革命と2.26事件』)があった。参加者の中には、コメンテーターの丸川哲史さん(明治大学教授で

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「安倍政権 NO! ☆ 0214大行進 in 渋谷」集会とデモに参加

著者: 合澤清

午前中は雨にたたられ、台風並みの強風が吹き荒れる中、代々木公園「ケヤキ並木」の集会に行った。午前中に原宿の方から行ったせいか、最初はなんだか「掛け声は勇ましかったのに集まりは大したことないな」、という印象だった。しかしそ

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ドイツの公共放送(テレビ局)ARDと、代表的な新聞(DIE ZEIT)は9/19の事態をどのように報道しているのか

著者: 合澤清

取り急ぎこれらの記事の概要だけお伝えいたします。(両方共にオンラインからのものです) ARDは「参議院、日本の軍事教義拡張を決める」という見出しで大まか、次のように報道しました。 「将来、外国での戦闘も起こりうるこの新し

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